ナイキ拡大
ナイキの4半期の営業決算が発表された。数字的には、化け物である。この3ヶ月にて、500億円以上稼ぎ、売上げもうなぎのぼりだ。(この数字は、日本で言うとセブン&アイホールディングよりいい。それも、売上げは、3分の1ぐらいしかないのにである。) これからのFUTURE ORDER分も好調とのこと。 ナイキは、どこに行くのだろうか?
Chapter的には、世界のスニーカー市場を何気なくでも気にしていかなくては、よい商品が集まらないという事実がある。それなので、よくナイキの株価や、どの地域の売上げが伸びているのかと、レポートを読んだりしている。今回は、アメリカ国内の売上げの伸びがいちじるしかった。というところで、私は、ふと思った。アメリカの一般店の売上げはそれほどよくない。(私が、知り合いのショップに聞く限りでは)ということは、チェーンストアーの売上げがいいということだろう。そこには、商品の単一性しかない。スニーカーの細かい特徴にあった商品というよりは、コンビにの様にもっとも効率のよい商品が、お客様に提案されるのだろう。
そのことは、Chapterにとっては、よいことではない。なぜならば、どこにでもある商品ならば、お客様に対して提案できる数が減ることである。Adidasは、日本でABCマートにはすべての商品で、SMUだけを提案するそうだ。SMUであってもそれは、数が多く面白みにかける商品となるのだろう。 そーなったら、スニーカー文化は単なる消費文化となるだろう。
ナイキがそうならないことを祈って
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