スニーカー(ファッション)の道
今、綱野善彦氏の全集を読んでいる。彼は、日本中世史に大きな足跡を残している。日本人の起源を探ろうとし、また日本人と海外の関係を解き明かそうとした。それは、島国である日本が思った以上に海外との関係を深めており、その影響が(文化的、政治的)多くの日本人の生活に影響を及ぼしていた。まさに、そこには海を媒介とした文化圏が存在した。
この頃の、スニーカー市場、ファッション市場も同じような傾向が見れるのでは、ないだろうか? Chapterのお客様にも海外の方が増えている。また、他のお店でも、日本のブランド商品を買い求める、アジアの方が多くなっているように感じられる。同じように、香港などのスニーカー市場、ファッション市場で、香港のまねを真似る中国本土の人たちが多いという。(実際に多い)これからは、ベトナム、タイ、インドなどの国々にもスニーカーファッションが伝わるのだろう。
すでに、ロシアではナイキや、プーマ、Adidasの商品が飛ぶように売れているという。ファッションもしかりである。経済的に世界経済は、結びつきを強めている。それは、文化的な結びつきも強めている。スニーカーの需要は、人口に負うところが多いのだろうが、日本の人口は減ってきている。それをカバーするには、海外の方にその文化を伝えるしかないのだろう。
日本の企業では、オニズカタイガーが、ヨーロッパにて成功している。また、スニーカー文化では、日本に一日の長がある。 どうなるのかスニーカー市場。そこには、各ショップの戦略と世界に向けての発信が求められているのであろう。Chapterは、常に海外に向けて情報を発信したいとおもっている。
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