ナイキのフライニットが調子いい。まずは、履き心地が調子いい。そして、カラーリングも調子いい。また、履いている人がいないのも調子いい。私の周りの人が、“調子どう?”と訪ねてくるのが、やはり“調子いい”何はともあれ、自慢できるのが“調子いい”のに拍車をかけるのである。
このスニーカーは編み込んでいる。ニットの考え方である。スニーカーを編み込んで作る。“これは何だ?”と思ってしまう。靴を作る常識を飛び越えているのか、飛び越せる資金があるのか?それがナイキである。世の中には、有名な多くのナショナルブランドと呼ばれるスニーカー(スポーツ)メーカーがある。しかし、ナイキの発想、もの作りの先端性には目を見張るものがある。私も工場に行き、スニーカーを作る過程を知っているので、このフライニットがどのように世の中に影響を与えるのか?ということを少なくとも感じることができるのである。
一つには、労働集約型の工場が必要なくなる。また、コンピューターでデザインをおこし、それを商品にするので少量生産が簡単になるだろう。また、これらの技術を持たない小さなブランドは(もちろんスポ−ツブランドが主だが)、違った所にフォーカスを向けなければ、存在価値が乏しくなる。(世の中のベランド数が減っていくであろう。もしくは、買収され、それにより存続するといことになるのでは?)
なかなか手に入れることができない(ランニングショップでは比較的簡単に手に入るらしいのだが)が、一度チャレンジしてはどうかと思う。原宿では、ナイキショップでたまに売っている。(私は残念ながら、店に並んでいるのを見たことはないのだが)
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