PPRのプーマの買収延長
やはり、PPRによるプーマのM&Aは短期には決着しなかった。なにせ、買取価格が、市場価格よりも低ければ、個人の投資家の人は、基本的には売らないだろう。しかし、期間を延長し、PPRはプーマを買収するだろう。そこには、統合における、シナジー効果がみうけられるからだ。
スニーカー、運動メーカーはいいイメージを消費者の方からいただいている。やはり、付加価値のある商品を売るには、イメージがとても大切だ。それは、スニーカーを1足売るときだって同じである。そのスニーカーのもつイメージを大切にしなければ、売れるものも売れなくなってしまう。そこに、グッチを持つPPRはイメージという意味においても、プーマが必要なのだろうし、プーマをとうしてハイファッションと呼ばれるブランドに、スポーツテイスト、機能、イメージを注ぐことが出来る。
仕事がら、海外のプーマの方と会うことがあるのだが、彼らもPPRの一員になることを期待しているように感じる。M&Aは、システムの統合から始まり、やはり最終は人の統合にて完結するのだろう。そういった意味において、この案件はうまくいくと思うし、そのことによって面白いスニーカーが出てくることを節に思う。
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