パプリカ
スニーカーの仕事をはじめて、これだけスニーカー文化が、海外に広がるとどうしても海外に行く機会が多くなる。そのときに、もって行くものの必需品は、
1.本 2.映画 3.コンピューター 4.イニシュリン と私の場合なるわけです
今も海外にいますが、今回はパプリカというアニメ、ホテルルワンダ、ルイマルの映画を持ってきています。その中で見れたのは、パプリカだけになりそうです。
しかし、このアニメはとても面白い。アニメ自体の絵コンテはそれほどうまくはないと思いますが、ストーリーが面白い。 筒井氏の原作であって特別練られている。夢の中の現実と、現実の中と思われる現実、夢のような現実とそのハザマ。そこに、現実と思われる、愛、を夢が現実の中の自分に知らせてくれる。そこには、他者と自己との境界線を打ち砕き、またはそれを必死で守る、他者と自己との関係。
まさしく、そんな映画である。
ストーリーのすばらしさが、映画全体に及ぼすすばらしさに影響を与えるのは、スニーカーでも同じだ。 数多く残っているオリジナルと呼ばれるスニーカーは、そのパターンが(デザイン)すばらしい。 それは、物語で言うストーリーがすばらしいのと同じであろう。 まさしく、小津の言う、新しいことは古くならない、ことなのであろう。
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