投資の科学
”投資の科学”なる書籍、マイケル.J.モーブッシンを先日読んだ。これは、とても面白い。投資についてを、いろいろな科学的な例を踏まえて、説明している。例えば、熱狂について。グッピーを例に取り、人々の判断が他の人の判断に影響されていることを説明している。また、ITバブル、ITの成長性については、シナプスの説明を使い教えてくれる。まさに、著者が言うようにすべての知識を使い、ランダムウォークに戦い挑む。
スニーカーのブームについても当てはまることだらけだ。ナイキブーム。95ブーム、ジョーダンブームなどいろいろな流れがあったのだが、今ではそれを知っている人も少なくなった。まさしく、熱狂は過ぎ去った。これは、アリの習性により説明できるのか。オランダのチューリップバブルに始まり、世の中には多くのバブルが存在する。
企業はバブルを作ろうと努力する。そのために、多くの選択肢を手に入れようとする。それが、ホールディングカンパニーとしてM&Aを加速させる要素のひとつとなる。ナイキがコンバースを買収し、アディダスはリーボックを買収する。これは、経済が異常値にて動いている証明なのかもしれない。(読むと私の書いてある意味が理解できると思う)
とても面白い。
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