カート ヴォネガット
やはりカート ヴォネガットは面白い。そして読みやすい。(アレキサンドリア四重奏は中止)最後の作品、”国のない男”の冗談とも、真実ともいえない話。そこには、皮肉ともそれとも、マジとも取れる話が続く。
子供がいる人はわかると思うが、ガキのウンコが手につくことがある。鼻くそなんてあたりまえ。しかし、親は気にならない。初めてのガキが生まれた時などは、ウンコに赤いものが混じっていたら、何が?もしや何か悪いもの?などと手でつぶしたりする。味見までしたりする。しかし、それが、ブッシュ、ディックの糞ならば、私たちを食ってしまう。それも偽善ぶって食ってしまう。私たちは、彼らの糞で糞まみれ。ウンコまみれの人生が、糞まみれになる。まさに人生は、くさい。
と、こんな感じではないだろうか?とても面白いし、悲しくなる。”今日もなんてすばらしい朝だなー”とガキに言った。ガキが、”パパ、月と太陽が追いかけっこして今は、太陽が出てきたんだよ”と説明してくれた。”これが幸せでなくて、何が幸せなのだろう?”と太陽に感謝した。
おはようございます
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