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UBIQ EL
本日待望の、エルの新作が入荷しました。今作は、アウトドアをモチーフに、大人っぽい仕上がりになっていると思います。どのカラーも魅力的で選ぶのを迷いそうです。個人的には、黒もいいけどバーガンディーにも惹かれます。最近、エルを探している方が多いので、気になる人はお早めに。定価税込み¥15750。チャプター全店で発売中です。
FBT JOKHANG
VISVIMの新作が本日入荷しました。今作は、外見上大きな変化はみられませんが、ソールがウッドっぽい見た目になっています。大人気モデルだけに気になる方はお早めに。定価税込み¥28350。チャプター全店で発売中。
銭湯が減少の一途
一人暮らしを始めて20年あまり、銭湯を利用することが多い。今までは生活空間の中に必ず銭湯が存在してきた。今もアパートの目の前が銭湯である。でもだんだん、それも後どれぐらい続くやら。街の風景の味気なさは、そういった個人商店の減少にもよるであろう。八百屋、魚屋、肉屋、薬屋、写真屋等、昔はいたるところで見かけたものだが、その数は少なくなった。コンビニやスーパーは便利だが風景として美しくない。個人の色や匂いがどんどん剥がれていく世界。心休まる空間というものが街からなくなっていくことで、人は自然や他の生き物に安らぎを求める。銭湯はささやかながら、そんな疲れを癒してくれる貴重な空間である。夢想は尽きない。
好物
中華料理屋に行くと、まずは豚の耳を食べる。何故好きなのかは、あまり考えたことはないが。こりこりした食感か、その味なのか。でも味はあまりないような気もする。しかし不思議に旨い。店によって味付けも様々である。それでも豚の耳は豚の耳だ。肉ではないし、内臓でもない、軟骨とも違う。その微妙な感じ。何故か食べたくなる。不思議である。
「過去からの弔鐘」 ローレンス・ブロック
1976年の作品なのだが、古臭さを感じない。ハードボイルドの心地よい世界に惹き込まれた。悪くないと思う。アメリカのイメージが浮かび上がる。チャンドラーは好きなのだが、今まで他のアメリカンハードボイルドの作家にあまり関心を惹かれなかった。でも、この人の作品は今回初めて読んで面白かった。好みである。衝撃力があるというよりは、心地よく酔っぱらったような気分になれる。お薦め。
Admiral×CHAPTER
本日入荷したのは、アドミラル・ワトフォード。チャプター別注の黒エナメルと白エナメルです。基本的に素材をパテントにした以外は、ごちゃごちゃいじくってません。なるたけシンプルなほうが、このモデルは映えるから。ポイントのゴールドは抑え目でくどくならない感じ。それが存在をひきたててるかも。奇抜さや新しさはないが、扱いやすい一足なのではないだろうか。定価¥8,190。チャプター全店で発売中。
Reebok×Kool‐aid
こんな変り種がアメリカで発売になったもよう。スニーカーからジュースの香りがする。だから何なんだという世界。でもこの馬鹿馬鹿しさが、アメリカっぽい。クールエイドは水に溶かして飲む粉末ジュース。アメリカでは誰でも知っている存在のようだ。この共通するチープな感じが、スニーカーという一つの側面なのではないかという気もする。一方で、スニーカーの高級化(プレミアムレザー等)という現象もある。でも本来、スニーカーは感覚的にチープであるとともに、「日常」とは異なる「遊び」の時間に属し、通常の価値観や思考を超えたところに面白さがあると思う。スニーカーは保守化するものではなく、革新的であり続けるものだ。スニーカーは驚きと挑戦である。総ての人間の足がサイボーグ化されるまでは。夢想は尽きない。
2月22日
なんでも、今日は猫の日だそう。全然知らなかったけど。毎日情報の洪水を眺めていると、世の中殺伐としてみえる。でも日常の世界は、案外平和にながれているものだ。公園で雀と戯れることもできるし、猫と遊ぶこともできるのだろう。人が他の生物とのコミニュケーションを欲するのは、太古の記憶か。ヒトは他の動物や植物と交換する能力をもっていた。その懐かしさから、ヒトは生き物を飼うのではないだろうか。そしてまた、生き物は他の生き物を喰らってしか生きられないさだめ。それこそが、このシステムの要であり秘密なのかもしれない。宮沢賢治も、中沢新一が読売新聞に連載しているカラスの物語も、そんな神秘に迫ろうとする意志。それはたんなる環境保護とは、レベルが違うものである。夢想は尽きない。
猫の雑誌がこんなにあるとは思わなかった。「猫びより」はちょっと読んでみたい。あと、SIONのブログも猫好きにはお薦め。
http://www.interq.or.jp/rock/sion/
月を眺める
昨日、月食により赤い月が現れたという。残念ながら見逃してしまった。月を眺めるのはいいものだ。古よりヒトは空を眺めて楽しんできた。空を見上げるのを忘れがちになる。それは言葉ではない、バランスなのではないだろうか。夢想は尽きない。
「鈴木みのるの独り言」を読んで
週間プロレスに連載されている「鈴木みのるの独り言」というコラムは面白い。プロレスに戻ってきてからの、鈴木みのる選手の弾けかたは半端じゃない。これぞレスラー。プロレスの凄みを表現できる数少ない一人である。彼の表現力、観る者を惹きこむ力、わくわくする楽しみであろうか。彼の再登場によって、私自身のプロレスへの興味が戻ってきた。彼とは同世代、感覚的に同時代を生きぬいた者への思い。凄いと思うと共に力づけられる。存在感とたたずまい。間違いなく、今いるレスラーの中でナンバー1である。20年以上前、前座時代の彼の試合を生で何度か観ている。そのころの私は、やたらと会場に足を運びプロレスをみつめていた。私の内部には、30年近く観続けてきたプロレスが血肉となって貼りついている。そこから得たものは、はかりしれない。プロレスによって生かされたともいえる。プロレスは奥深い。最近、会場に足を運ばなくなって久しいが、またいつか会場でプロレスをみつめる、そんな贅沢な時間を持ちたいものだ。夢想は尽きない。
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