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「過去からの弔鐘」 ローレンス・ブロック
1976年の作品なのだが、古臭さを感じない。ハードボイルドの心地よい世界に惹き込まれた。悪くないと思う。アメリカのイメージが浮かび上がる。チャンドラーは好きなのだが、今まで他のアメリカンハードボイルドの作家にあまり関心を惹かれなかった。でも、この人の作品は今回初めて読んで面白かった。好みである。衝撃力があるというよりは、心地よく酔っぱらったような気分になれる。お薦め。
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