PONY POWER PLAY HI TOPとこだわりの品
台湾製1987年のデッドストック。後ろから見た時のボリュームが凄い.オリジナルPONYの後期、ちょっとデザインが行き詰って全体的にあまり美しくない感じ。どこかもっさりしている。ポニーオリジナルは、けっこう古着屋さん等で安く手に入ったりするので、掘り出し物を探しにいくのも楽しい。ものを探す楽しみは、偶然性に左右され、ある日思いがけない出会いをするそんな感じが気楽でいい。
個人的にあまり、ものにこだわらないし興味がない。ただ毎日の日常の中でこだわりが有るとすれば、煙草と缶コーヒーは無くてはならないアイテム。海外に行くと、意外とこの缶コーヒーが手に入らない。日本では当たり前のように買えるのに、海外に行くとちょっとした日常性が破壊される。まあそれが楽しさでもあるのだろうが。だから成田に着き、缶コーヒーを飲み煙草を一服する瞬間は、ほっとすると同時に心寂しい複雑な思いがする。
缶コーヒーの新商品が出るとまずは必ず試し、気に入ればそればかり飲み続け新しいお気に入りが出たらそっちにチェンジする。10年以上そうやって飲み続けてきて不思議に思うのは、発売してすぐ何回かは味も濃くて美味いのに、しばらくすると味があきらかに薄くなり買う気が失せてしまうものが多い。発売してすぐの缶コーヒーは美味い、これは鉄則というか確信。(もちろん例外もあるが)
物事を考えたり、本を読む時には、煙草と缶コーヒー(酒が必要な場合もある)が必需品だ。儀式的に無いと落ち着かない。回らない頭を無理やり回す手助けにもなったりする。でも不思議と本の中に入ったときは何も必要ない。いっきに読み進み、かえって煙草も邪魔になる時がある。そいいう時の読後の一服(一杯)は、また格別なものがある。
本と煙草と缶コーヒー、そして旅。お気に入りのスニーカーを履いて、風来坊のように旅に出れば他に欲しいものなどあまりない。
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