経営者とは孤独なものである。と多くの経営者が述べる。これは、経営者が“自分は大変な決断をいつもしている”と自己PRであろうか、それとも本当に“孤独である”のかなかなかその境界線が見えてこない。しかし、私が企業を経営していて一番に思うのが、会社が大きくなると本業以外のことがとても忙しくなる。特にお金の出し入れが多くなり、紙の上では利益が出ているのに、実際のお金が足りない、資金ショートがおこらないように、銀行との話が多くなるなどと、面白くないことが多くおこるのである。
また、資金(お金)の流れを理解しているので、今自分がやっている商売に対して、冷静な判断ができるのである。お金の流れは、気持ちにも現れ、その時々の経営者の発言にも影響を与えるのである。本業が伸びているときは、強気な発言になり、また、本業の伸びが止まると、経営者は不安になりいろいろ邪の道を探そうとするのである。そこに、何が待ち構えているのかというと、会社全体の方向性のなさが表されるのである。次の方向性を示すのが、経営者の仕事であるのだが、次の方向性がなかなか難しいのである。そこは未来学であり、未来は誰の手にも表されている、もしくは努力したものだけが、運がいいものだけが手に入れることができるのである。
最近では、ZOZOの社長の話は面白かった。彼には無限の未来が待ち受けているように感じられた。彼は、飛ぶ鳥落とす勢いであった。しかし、今年に入り日本には、既にブランドがない?そのように見える。また、多くのサイトが参入してきた。そして、今回の新聞の発言。漁業とZOZOのイメージが本当にあるのか?ぶれる。それはいけない。ではどうすれば良いのか?答えはない。(ZOZOの中のブランドはガラケーと同じだ。海外では通用しない。)どのようにするのだろうか?経営者の気持ちが揺れる。株価が揺れる。今日の一番が明日の勝者ではない世の中。どこにいくのであろうか?
ZOZOには期待している。(次のステージはどこであるのか?)
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