シューライフ

箱根

海外から友達が来ている。とくに何がしたいのか？と聞いたら、温泉にいきたいとのこと。箱根に来た。あいにく雨でどこにも行けずに、温泉に入り、リラックス。私のために来た感じ。リラックスをし、昨日などは８時に寝てしまった。東京から、２時間しか離れていないのに、山の匂いの清々しさ。東京は仕事には良いが、住むところではない。矛盾しているが。（私は東京に住んでいる。）年をとると、自然になる、死が近くになると自然が近くなるのかもしれない。

日本製の靴

浅草の靴製造の工場にいくことが多くなってきた。海外の工場との違いは、作業の細かさだ。（私がいくのは主にスニーカー工場で、月に最低３万足は作れる工場である。）私は、何も今のところすることはないのであるが、興味があるのは、ある程度の量、日本製のスニーカーを作ってみたいということ。物作り日本の本領は、やはり小さな浅草のような工場で作るのが良いのではないかと思う。工場に行くと、日本の味がする。

皮の香りはとてもいい。（安い皮は臭いがしない　自分のスニーカーの臭いを嗅いで見よう）

永瀬さんのムーリンセン

私も履きたい。

 

 

ボブ 菊池

先日、ボブ　菊池さんとたまたま原宿であった。山男を辞めて、今ではいろいろなお店の商品を製造しているとのこと。かつて、私が上野のカネオカ（今ではもうない）に卸をして儲けていた時、ボブさんはかなり怒っていた。（山男の隣にあった）しかし、私の商品力は、格段に他のお店の上をいき、誰もタッチできない状態だったと思う。しかし、今ではスニーカーは履物になり、もしくは運動靴となり、ファッションと乖離してきている。ビジネスのやり方が変化しているのである。何人の人が理解しているのであろうか？（長くいる人こそ変化に対応しきれない）絶滅種にはならないように、緊張して生活している。

 

浅草

鬼平犯科帳を見ていると、江戸の街を探検したくなる。（実際には京都で撮影しているようであるが）そこで浅草に行き、天丼を食べてきた。暑いので仕事をしたくない。ぐうたらなのであるが、暑い太陽の中、浅草を回る。本当は“どぜう”を食べるべきなのだろうが、そしてこの周りには、多くの靴製造工場がある。

靴メーカーが多く、革屋さんなど、かつての東日本の靴屋の中心地

 

Jリーグとファン

Jリーグの試合を見に行った。行って思ったことは、これでJリーグは大丈夫ンなのかということである。まず人の数が少ない。（私もガキの学校の特別料金で入場した。特に子供は無料で多くの子供たちが来ていた。）これらを考えると、もう少し考えて運営すべきであると思われる。

 

まず国立競技場の施設が良くない。売店もなく、あっても飲み物を買うのに１５分も待つ。食べ物はすぐに売り切れ。多くの子供ずれのお客さんは。食べものがないと文句を言っていた。（私もその一人）このごろのお客様は、質の良いサービスを求める。

 

次にPR不足。多くの選手のことを知らない。（多くのお客様が同じだと思う）一部のお客様が一部で盛り上がる。これでは子供がしらけてしまう。もう少し、応援にしても分かりやすく、リーダーなる人が説明すべきであると思う。

 

などと考えると、弊社も同じ？人の振り見てわが振り直せ。５−０であり、東京が勝ったのだが、サッカーの実力が大きく熊本と違うような気がした。

お客様は神様である。これは私の個人的意見だが、私がフィラのイーグルスのシーズンチケットを持ち、年に１０回（本番は８回）行っていたときのファンの盛り上がりが基準であり、Jリーグに関したは、私は何も知らない。

 

物作り と 工場

スニーカー工場に行くようになり、“物作り”と“工場”の関係がとても良くわかるようになってきた。やはり良い工場のスニーカーは、良いものである。それが理解できるまでに多くの時間を使った。（まだ何もわかっていない、もっと奥の深いものであると思われる。）トヨタの工場番長の大野氏の本を読んだ時に難じたものではなく、実際に感じるもの。それこそ宝である。

 

工場と同じように良い組織をもっていないと、良い会社にならない。先日、ある人に“ちゃんと組織を作るように”と言われた。私もそう思うのだが、何せそれを教える器量が私にはないように思えてならない。私の才能は、そんなところにないと思ってしまう自分がもっとも悪いのであるが、本当にうまくいかない。（悲しいをとおり越し、恐ろしくさえある。）

 

これこそ日々を暗くするもとである。何かを作らないと。工場で。

韓国の工場である。ボチボチの工場である。すでに韓国でものを作ることは、工賃的に難しいのかもしれない。または、日本のビジネスを理解してそれを実践させれる工場はそう多くはない。

 

スピングル 展示会

スピングルというと、鎌倉さんを思う、スピングルはよくも悪くも鎌倉さんのブランドである。先日、広島の東府中の工場にお邪魔し、その様子を報告したと思うのだが、今のところ日本のブランドの雄であると思う。多くの人がVISVIMは、すばらしいと言うが、販売している数が違いすぎる。そう思うと、もっとがんばってもらわなければいけない。日本製のものと海外製のものとの、面（つら）の違いに秋の涼しさを感じる。

ビジネス、カジュアル、レディースと３つのライン。特にビジネスのラインは、スニーカーから見たビジネスシューズでありとても面白い。

 

 

VISVIM 展示会

VISVIMの展示会にいく。面白いことに、日本をテーマーにした商品群が広がっていた、展示場には、古布を使い（筒書き）装飾していた。しかし、それらの状態は悪く、フランスの展示会でもこれらのものを使ったとのこと。もう少し良いものを使うべきだと私は思う。知らない人は感動するかもしれないが、状態の良いものを理解し、それに対して針を入れる。その美しさこそが古布の良さなのではないだろうか？私に古布の良さを教えてくれたミーネのおばちゃんは元気であろうか？

入り口の藍のいろはとんでいる、このセンスは私には理解できない。

芸術とは知識の固まりである。知識のないところには芸術は存在しない。

 

渋谷１０９の戦士

渋谷１０９にアトモスガールズを出店させるために、ララプランさんと交渉してきた。（これは、LDSという店へのショップ　イン　ショップの型をとる、）渋谷１０９のイメージはギャルの聖地であり、ギャルはパンプス／ヒール／ブーツと何となくイメージがある、その中でスニーカーを中心に展開してみようと、まずは昨日からスタートした。どのようになるのだろうか？もしかしたら、私達もパンプス／ヒール／ブーツをしばらくすると売っているのかも？しかし、自分で言うことではないが、商売は面白い。何か風の向くまま、気の向くまま。

商品的に少し（？）浮いている

 

池袋西武

池袋西武の７階で催事をやっている。オシュマンズさんの冠の付く催事であるが、私達も出店させてもらい、スニーカーを売っている。私も先日見に行ってきた。しかし、感じるのは多くの人が暑くてスポーツどころではないということだ。もしくは、多くの人、特に年の高い人は、スポーツといってもウォーキングが主であり、あまりスポーツ、スポーツすぎるものに興味がないような気がする。人口分布が右寄りになると、スポーツ産業もシュリンクしていくのであろう。どこかで世界の人口もシュリンクし、人は月にいくのであろう。（もしくは、滅びるであろう。）すべての物はコントロールできない。道元の正法眼蔵とも通じる。（まだ第二である）

西武のエレベータにあるこれは何なのだろう。