スニーカー工場に行くようになり、“物作り”と“工場”の関係がとても良くわかるようになってきた。やはり良い工場のスニーカーは、良いものである。それが理解できるまでに多くの時間を使った。(まだ何もわかっていない、もっと奥の深いものであると思われる。)トヨタの工場番長の大野氏の本を読んだ時に難じたものではなく、実際に感じるもの。それこそ宝である。
工場と同じように良い組織をもっていないと、良い会社にならない。先日、ある人に“ちゃんと組織を作るように”と言われた。私もそう思うのだが、何せそれを教える器量が私にはないように思えてならない。私の才能は、そんなところにないと思ってしまう自分がもっとも悪いのであるが、本当にうまくいかない。(悲しいをとおり越し、恐ろしくさえある。)
これこそ日々を暗くするもとである。何かを作らないと。工場で。
韓国の工場である。ボチボチの工場である。すでに韓国でものを作ることは、工賃的に難しいのかもしれない。または、日本のビジネスを理解してそれを実践させれる工場はそう多くはない。
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