スニーカー市場とナイキについて
この頃、ナイキのハイブリットという考え方が、衰退してきているように感じられる。これは、まさしく昨年の8月以降のサブプライムの問題を色濃く反映しているのではないだろうか?金融工学のもと、ハイブリットなる金融商品が市場にあふれ出た。あまりに複雑すぎて、金融のプロでさえ、リスクの所在地ご理解できないという、まさに究極の商品である。その中で、金融機関は莫大な利益をむさぼってきた。
すでにある商品の応用であり、システムに莫大な経費がかからない。なにせあるもの組み合わせであるのだから。同じように、ナイキのスニーカーもハイブリットなるコンセプトの下、規制のアッパーと規制のソールの使いまわしをはじめた。しかし、今の世の中には、ハイブリットなるコンセプトはうけいれにくい。この考え自体が衰退するのではないだろうか?
もうひとつナイキ。先日も三上が述べたように、ナイキのダンクの広告に載る、ブードゥ大全。この広告を編集したのは、代々木に住むナイキの◎◎しである。千駄ヶ谷と代々木の間には小さな本屋が一軒しかない。しかし、そこにブードゥ大全がある。そこからこの本をピックしたのではないだろうか?などと、スニーカーに関して本日は述べることができた。我ながら上出来である。
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