国富論 と スニーカー市場
アダム スミスの国富論が、新しい訳にて日経から発売されている。上下で800ページぐらいの厚さになるが、これが面白かったりする。 特に私が関心するのは、アイデアが、もしくは、スミスの観察が、今もなお現代の経済活動、もしくは国政に当てはめられることである。 しかり、スニーカー市場にても同じことが言える。
例えば、国と国を比べたときに、消して経済的に発達しているかといって、その人たちの賃金、経済活動がよくなるとは、限らない。それらに影響を与えるのは、例えばその国の成長である。 または、人口の伸び率だったりする。 スニーカー市場においても同じことが言える。
Chapterのお客さんに、中国の方増えてきた。ここ2-3年で、考えられないほどの比率で増えている。 香港のモンコックあたりでも40%ぐらいがすでに中国からのお客さんだという。 個人のGNPで言うと、当然日本人のほうが高いのだが、彼らのほうが、お金に対しておおらかだ。それは、未来が広がっている、経済がどんどん広がると彼らは、考えている。
また、上海株をみてもわかるだろう。下げてもしばらくするとまた上がっていく。恐ろしい限りだ。スニーカーも日本で買い付けては、北京や、上海に持っていって売っている。これも国の成長の違いだろう。 スニーカー市場一つをとってみても、なんとなく国の勢いが見て取れる。
それをアダムスミスは、国富論の中で言っている。
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