シューライフ

ジモンさん

ジモンさんが原宿に遊びにきた。いつもの様に飯を食べ続けているとのこと。運動にどのようかスニーカーで、どのようにすればいいのか永遠と話していた。今年も元気だ。すばらしい。

JELLY BEANS

昨日、浅草の“JELLY BEANS” の展示会に行ってきた。本当に私らしくない展示会で、未知との遭遇のような靴を見てきた。

 

本を読む

万葉集の３、４を読み終わり、今は、”親切な進化生物学者”なる本を読む。ジョージ・プライスの伝記の様相だが、私などは初めて知った。はたまた、私の人生などは”ゴミ？”それでも面白い。（もちろん人生が）

 

日本は破綻するのか？

政治家と経済学者は、もちろん違う。しかし、“これほどまでに、政治と経済が人々の生活に結びついている”などというつもりはないが、もちろん歴史的に見て、人々の生活が苦しくなると、または人々の生活を良くしようと思うところに、ゲームとしての戦争が起こるのであり、現代はまさしく、政治が経済に大きく影響を与え、国を破綻に導いているのである。顕著な例が、日本であり、破綻するのか？

 

これだけ経済が落ち込んでいるのに、もちろん大手企業、特別な技術を持つ中小企業は、利益を得ているのだと思う、国は何もするすべもなく、方向性をあらわすことができない。私の周りでも、多くのスニーカーショップがなくなり、他の業種の人は、廃業、倒産の憂き目を見ている。彼らの生活はどのようになるのであろうか？もちろん彼らは、負け組なのかもしれない。しかし、この国にいると“負けざる負えない”何かがあるのである。それは、政治のせいなのかもしれない。などと思うのは、私だけではないのではないだろうか？

 

多くの経済学者が警告をならす。それでも何も変わらない。私は、年をとった。年をとり感じるのは、変革に恐れをなすということだ。なるべく世の中が変わらないことを祈るのである。それはわかるのであるが、私たちは何かを変えなければならないのである。それができないと、国は破綻するしかないのである。などと考えながら、韓国で、靴を作る。（もちろん僕が作っているのではなく、UBIQの小坂と一緒に来ているのである。）

 

UBIQは２月のラスベガスである、PROJECTという展示会にでる予定。既に海外のお客さんのほうがおおく、日本のみの展開だけでは、将来を展望することができない。もし、アメリカで認められれば。などと小坂と話、寒い中を、破綻する前に手を打つしかないのである。国は破綻しても、破綻しない生活を作る。独立しよう。

 

なくなる季節感

新年になり、多くの人が今年もあらたにと意気揚々としているのではないだろうか？しかし、私の場合、だんだん季節感がなくなり、それ以上に日々のサイクルも決まり、あまり新年などと意気込まなくなってしまった。（ここ何年も除夜の鐘を聞いたこともなく、家でテレビを見たこともない）だからといって、仕事に精を出す訳でもなく、困ったものである。しかし、いくつか興味があることもあり、靴作りはその一つである。

 

韓国の市場に行った。素材を見に行くのだが、別に買う訳ではない。ただ、どのようなものがあるのかを見に行く。そして飯を食べる。もちろん私は、韓国語をしゃべれず、知り合いのキムさんに案内してもらう。彼もスニーカーが好きで、今、CHAPTERWORLDの韓国版を作っている。飯も案内してもらい、うまいところに連れて行ってもらう。（その場所で有名なところ。だけど庶民的なところ）とそんなことをして一日過ごすのだが、スニーカーの作り方は、金型に工夫すれば、もう少し楽にできるのでは？とおもう。（ラストを省ける方法）いつか試してみたい。

 

キムさんは大きい。好きなものの傾向も毎回同じだ。私も食べることは好きなので、うれしい。季節感はなくなったが、辛さはなくならない韓国料理である。

朝は、マイナス９度とのこと　寒い

わさび味のたれがうまかった。

夜飯　同じ色　違う味　奥が深い

 

 

今年のサプライズ

スニーカーが売れなくなって久しいのだが、この後も売れるような感じがしないのは、多くの業界人の常識ではないだろうか？　しかし、本当にそうなのであろうか？というと、まんざらそんなこともないような気もしてくる。特に、ナイキが売れるような気がしてくるのである。理由は以下。

 

１　このごろのナイキのスニーカーは、多くのテクノロジーが入っており、はきやすい。（独自だ）

２　日本以外の国では、ナイキの人気は絶大だ。（この２年ぐらいのアメリカでのナイキの人気はすごい。スニーカーは、アメリカの文化だ）

３　世界的に在庫が無い。

４　競走が少なくなっており、ナショナルメーカーのスニーカーを扱う店が少なくなってきた。（特にセレクトに多くのナショナルブランドは、振られている）

５　すべての人が悲観的だ。しかし、それを覆すお金をナイキは持っている。時価総額は、４兆円である。

 

と、うまくいくといいのであるが？ナイキが売れたら、と虎視眈々と。サプライズだ。

 

ブンミおじさんの森

“ブンミおじさんの森”という映画をみた。森に棲むブンミおじさんは、死を目の前に控えており、森の中に、そして人生の中に自分の存在意識を求める。その中で、死んだ妻の登場、精霊になった若者、ブンミおじさんを見つめる、ジェン。（ブンミおじさんの義理の妹）が登場するのであるが、まままた不思議な物語である。

 

まず人は自然の中に住んでいる、ということを理解しなければいけない。自然の中に生きる人は、自然の力、恐ろしさ、優しさを自分のものとして、または周りのものとしてとり入れるために“トーテム”としての自分を自然の中に映し出す。そこには、自分では解決できない問題、“人はなぜ生きるのか”、“人はなぜ性交をおこなうのか”“快楽とは苦痛とは”（ダーウィンのジレンマ？）という根本の問題提起が存在し、すべての人は平等である。

 

レビ、ストロースの神話的な原住民の物語、マリノフスキーのフィールドワークの中にもそれらは見てれ、人は死に、そして自然に帰っていくのである。そこには、死を恐れ、死を受け入れなければならない生きとし生けるものの宿命が存在するのである。（人は忘却するが、すべてのものがそんなことを気にしていないように感じるのだが）

 

人の生活は、昔昔だろうが、今だろうが、根本は変わらない。飯を食べ、排泄し、性交をし、子孫を残し、死んでいく。そこで問題になるのは“死”である。誰もが忌み嫌う、もちろん私も。（スターウオーズのダースベーだ？）人は、自分を愛し、だから人を愛せる。しかし、愛とは？回るものを理解して、同じところに立つ。その円の大きさを広げるべく、生活をする。

 

書き入れ時なので、靴を売る。

 

スニーカーと福袋

原宿は、福袋で溢れている。特にラフォーレの福袋を表参道と明治通りの交差点では、３個４個と両手に下げて、友達と交換できる場所にいこうと話し合っている。しかし、私たちが売るスニーカー（靴）は、福袋が難しい。サイズが多すぎる。用途も多すぎる。先日は、服の日。今日から私たちは、忙しくなる。しかし、だんだん正月の１日だからと、人がでてこないなどということはなくなった。１日から、忙しい。

夜にはまだ、イルミネーションがやっている。いつまで？すみません

 

あけましておめでとうございます

２０１２年が始まり、今日から新しい気持ちで生活しようと思うのだが、やはり年が変わっても、日の生活スタイルは、大きく変わらない。少し普通より短い時間で（いつもは長い）詩文を読み、ほかの本を今年は、もう少し多く読めるようにしようと思う。

 

今年はもう少しましに、“時代を理解する”ことを心がけようと思う。初詣はまだだが、先日浅草に。多くの靴屋さん（製造している工場）が、ここには存在する。本日も、原宿店はオープンしています。

 

今年一年、未来永劫幸せおおき日でありますように

スカイツリーも見えます

飴細工