ナイキの売上げが良くない。15年以上この商売をやり、私にとってナイキは特別な存在であった。ナイキは裏切らない。それが今までの経験知でありたいものである。しかし、何か世の中変わってきている。スニーカーは履物になってしまった。(先日、私の知り合いは、それをおおいに嘆いていた)そうなると機能といった意味において、アシックスなどがカラフルな物を発売し、これから伸びてくるのではないだろうか?(この部分ではオニツカではあり得ないと思う)しかし、技術的なものもあまり変わりばてしていないように思われる。スニーカー、靴とはあまり進歩しない業種なのかもしれない。(どこでも同じ値段帯の物は、同じような機能がついている。)
ベケットが“ゴドーを待ちながら”を世に出し、すでに40年ぐらい?たっている。主題がない演劇。主題がない世の中。主題を探せない私達。そこには、すべての物が同じように存在し、存在しない。これこそが、今の世の中に存在していることではないのだろうか?
ならばスニーカーは、靴はどこに行くのであろうか?Where we are going? ケイラックがいう“中国行きのソローボート”である。ノアの箱船は、嵐を乗りきった。スニーカー業界は、乗り越えられるのか?(ブランドは?)来年は何が起るのか?私は、スニーカーにロボットの要素を入れるべきであると思う。
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