新宿は、今オーバーストアーとも思えるように百貨店がひしめく激戦区である。今、私は丸井の2階にあるスタバでこのブログを書いている。窓越しに見えるのは、伊勢丹新宿店であり、その横に京王の新しい館がオープンしたのは、ここ一ヶ月の内である。そのほかに本日新宿ルミネエストの前には、トップショップがオープンして人が500−600人ぐらい並んでいた。すでにほとんどの有名ブランドが商売をする新宿に、新しい館ができ、そこに既成のブランド、新しいブランドが日本で一番の集客を争う新宿駅に向けて集まってくるのである。そこは、激戦区それ以外何ものでもないのである。
日本の人口はこれから、オーラスの速度を速め先進国の先頭を走り、減少していくのである。同じように労働人口も減っていき、自然減の経済がどのようになってゆくのか多くの先進国が見つめているのである。当然、このように多くのお店ができても買う人がいなければ、コスト負けをしてしまうのである。誰か買い手を捜さなければならない。その第一候補が、中国人である。国を挙げて観光立国になろうとしている。しかし、すでに大手の人たちは、自分自身の力で、中国本土に出店しようとしている。買い物は、自分の国で日本で買い物をするのと同じようにできるのに日本に来るのだろうか?
すでに日本に来る中国の方は、買い物よりも“温泉”“地方の歴史物の見学”に興味があるなどというデーターがMJに載っていた。先日も高野山の宿望に泊まったおりに中国の方も泊まっていた。お坊さんも中国語を話し、私の周りの人よりも国際色豊。などなど考えるとこのオーバストアーのような状況はどのようになるのだろうか?
こういう時は、世の中のファンダメンタルを考える。GDPの伸びと平行して、肉食が増える。過度の肉食生活は、人の体に負担をかけるだろう。健康がそのテーマになってくるのだろう。そして、世界の人口は65億人から、2050年には95億人程度にと。食料がなくなるだろう。もちろんこのままのエネルギー構造では、世界にエネルギーを供給できなくなるのでは?エネルギーとなると建物の素材も光合成をおこすかもしれない。高齢化により、ファッション素材もより軽くなるだろう。(私も歳をとり軽いものが好きになった。)どのように私達の生活は変わるのであろう。しかし、この新宿(大都市)での小売店の競争は当分変わりそうにない。減少している激戦はすべてを滅ぼす可能性を持ち、悪夢である。だがしかし、新しい商売をこのような時に発明できれば、一人勝ち。考え方を変えなければ。
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