アディダスがスターウォーズとコラボ商品を発売している。私は、その中の一足のZX8000のボバテットを履いている。もしくは、履き始めた。しかし、家の中ではおかしなことになっている。なぜならば、スターウォーズを家のガキが大好きで、スニーカーをスニーカーとして扱えないのである。
スターウォーズは、他にもレゴとコラボをして、多くのシリーズが発売されている。もちろん私は、どのようなものに人気があり、どのキャラクターがいいのかもわからない。ただ、アディダスのZXに興味があり履いているのであるが、ガキにはかなり好評である。
彼らがスニーカーに乗るのである。
スニーカーのシーンもイメージと、実際の売れ筋は大きく時代とともに変わってくる。今まで売れていたものがこれから永遠に売れるわけではない。ポーターの“競争戦略”によると、企業は、差別化とコストパフォーマンスのどちらか、もしくは両方、その組み合わせのバランスに集中するのである。スニーカー業界は、すでに飽和状況にあり、多くのブランドがあの手、この手で差別化、コストパフォーマンスを争いシェアーを取り合っている。当然アディダスも差別化という点でこのスターウォーズとのコラボ商品を発売しているのであり、それに関する感想はまずまず成功しているのではないかと思う、(生意気であると思われるが)
しかし、それ以上に驚くのはこの頃アディダスが売れているのである。(たぶんこの文章を読む、多くの業界の人は信じないかもしれないが)アディダスのイメージは、“田舎の太ったネーチャンがラッタッタを運転し、三本ラインのジャージーとスーパースター”という感じであった。しかし、このごろ高い金額のものと、ある程度価値があり(誰が決める?)値段のこなれたものは、とてもよく売れる。例えば、ジェルミーなど。
昨年あたりから、アメリカ東海岸でアディダスの三本ラインのジャージーが売れている。景気に循環があるように、ファッションにも循環がある。そろそろ?などと思いつつ、今年は三本ラインのジャージーを買おうなどと思う。レデースでは、ロデオの熊川くんがアディダスとコラボをやっている。売れているとは思うのだが、売れなかったら“ごめんなさい”。などと思い、“惑星”を聴いている。
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