アシックスが北欧のアウトドアーブランドのハグロフを買った。(M & A)この話題でアウトドアーブランドの展示会は盛り上がっている。どのようにアシックスは市場を攻めるのか?というのが多くの人が考えることであると思われる。まず考えられることは、当然2つ。1 成功 2 失敗 そして私は、1になるのではないかと思う。以下が理由である。 1、アシックスの社長が尾山氏になり成長しようとする意思が事業の進め方に現れてきた。 A, UAさんとの共同企画のためのデザイン事務所の設立。(これを私はこう読む。ABCマートに24%ほどの株を押さえられているUAはそれを阻止したい。その中でアシックスさんと組むのは、ABCさんへの暗黙のプレッシャーになる。それをわかっていて、一緒にやっているのなら、アシックスはすばらしい気使いのもちあわせている) B. すでに、アシックスは生産背景、販売背景をもつ。運動というカテゴリの中で、陸上、山などの商品的、特にファッションに焦点を当てたものには壁がなくなり始めている。これは簡単に市場に参入でき、相乗効果が高い。 2、韓国で売れる。ハグロフは韓国で人気が高い。すでに韓国にはノースやアウトドアーブランドが出店しておりかなりの利益を上げている。その中で、ハグロフは最高の位置にいる。(アークと同じぐらい人気がある。また、すでに多くの平行業者が他の国から、韓国内に商品を輸入する)韓国内でのノースの売上げは400億くらいあるのでは?そのぐらいは見込めるのかもなどとかんがえてしまう。 しかし、一方でアウトドアーのこのごろの盛り上がりは異常ではないかと思う。女性では森ガール、山女、そしてそのケツを狙うにわか山男。(スニーカー屋ではない。また、悪口でもない。)山で合コン。ヤフェス。地球と共鳴しようとする若い人は、平気でゴミを捨てる。タバコを捨てる。挨拶をしない。 いろいろ考えるとどうにでも解釈できて、どうでもよくなってきた。ただハグロフはいいブランドだ。そして家の事務所の近くに店舗があり、頑張ってもらいたい。
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