リーマンショックや。ギリシャの財政赤字、強いて言うならば、日本(ひどい)などのソブリンリスクを考えると嫌な感じがする。これから、国はどのように国の借金を返していくのであろうか? そこには、明るい未来が横たわるよりも、暗い未来があるような気がしてならない。(私だけではないと思うし、借金が好きな人はそれほどいないと思う)
1929年の大恐慌、多くの人が困惑し、多くの人の生活が聞きに去らせれた。ルーズベルト大統領が、ニューディール政策などをはかり、大きな死府(ケインズの登場)により、人々の生活を少しはよくした。と多くの人は言うのだが、すべてが解消された訳でなく、その解消法が、第二次世界大戦であった事実は、否定できないのではないだろうか?
ヨーロッパにおいて、多くの都市が破壊され、多くの人が死に、これをアメリカが、戦後に商品を、平和という意識を(もちろんヨーロッパの人自身も)生産することにより、健全な(?)、新しい経済を普及させたのである。そこには、多くの人の犠牲があり、社会的混乱があった。
同じように、ここは江戸中期、多くの藩、幕府自体も財政難に陥っていた。いろいろな方法、たとえば、産業復興(薬)、貨幣改革、などを行うもうまくいかない。それが、幕末の動乱へと向かい、その時に多くの動乱(多くのものが壊され、多くの人が死ぬ)、清国との戦争、ロシアとの戦争をもって初めて、日本は経済的な基礎を確立するのである。(もちろん、それでも苦しかったのであろうが)
そんな歴史をみている、私達の経済活動の出口は、今までのところ戦争しかないような気がする。そこには、多くの人の消滅が含まれているのであう。人は、死にたくない(多少の例外があるのだろうが)。しかし、それをゆるさぬ世の中が、今まで存在するのである。人は世の中の流れには逆らえない。(それなのでトッリクスター的なものに憧れるのであろう)とすると、これからの私達の世の中には、何か嫌なかんじがする。
そこで、提案なのは、人は月に行かなければならないのである。空間的広がり、資源的広がり、人口的広がりは、多くの人に希望、(もしくは、馬鹿さ加減)をもたらすだろう。人は、前向きであり、嫌なことを忘れることができるのである。
私もすぐ忘れる。だから、生きていけるのである。子供の未来を考え、自己中心的に、人を愛し。私は存在する。世の人が、その人の中での自己中心でもいいので、幸せにやれるような世の中。
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