網野善彦の中世都市論(13巻)である。これは、中世の都市のあり方、出来方を通し、どのように日本の中に自由が広まっていったのかを解き明かそうとする書物てある。それは、私たちの”自由の意味”、それと蜜にかかわる、天皇制や差別、宗教、税のかかわりを表わしている。
自由とはどのように人々の中に育っていったのだろうか?そしてこれからどのようにその”自由”は発達していくのだろうか?強いては、その自由とは、日本の中での自由なのか・世界の中の自由なのか?考えるときりがないが、自分の自由の観念を含めて多くを示唆してくれる。
Chapterの自由は、どこにあるのだろうか?日本か。世界か?
この本は、面白い。私は、書物を読むときには、赤鉛筆を使いながら読んでいく。本がまっ赤になっていく。本当に理解しているの?
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