シューライフ

外苑イチョウ並木

外苑イチョウ並木も終盤な

朝、寒くなってきた。　それと同時に、外苑のイチョウの紅葉も終盤を迎えてきた。　毎朝、５時半から、６時頃に歩き出し、ここ１ヶ月ぐらいはアメリカに行っている間以外は、毎日楽しませてもらった。　木々の力強さと空気のよさは、東京にては、あまり感じられないのではないだろうか？

毎日、歩いていると同じ人が、毎日歩いたり走ったりしている。　５０－８０歳ぐらいの人が多いのだが、皆さんとてもファッショナブルである。　この時期は、暗いので派手なナイキやアディダスなどのスポーツブランドのウエアーをはおり、アシックスのランニングシューズを履いている人が多い。　派手といえば、ナイキやアディダスなどのスニーカーのほうがアシックスよりも派手であるが、ランニングシューズは、アシックスのほうが履きやすい。　私自身、街ではナイキやアディダス、ニューバランスなどを履いているが、朝だけは違う。アシックスである。

よいものは、よい。　私は、よいものが好きだ。一流は一流だし、二流は二流だ。　もっと知らない一流のものを探して、毎日外苑の周りを歩いているように、私も歩き回らなければならないのだろう。

スクラック と UBIQ

スクラック　と　ユービック

ユービックのグレースというスニーカーにスクラックが、別注をかけた。　Chapterworldでも紹介させていただいている、KineticsというShopで扱っている。　スクラックのデザイナーである、小島氏によると今回のスニーカーのコンセプトは、地味さの中の派手さだそうである。　服のブランドデザイナーとしては、自分の服に合うものを提案しているそうであるが、あまりに派手ではないもの。しかしアクセントが効いているもの。　それを、黒とパープルというボディーに同色のパテントレザーにてアクセントをだしている。

スニーカーのパターンは、どう考えてもすべて出尽くしてしまったのではないだろうか？　後は、どのような機能をつけるかということだとおもう。　特に、ファッション性の高い、新しいブランドである、ユービックなどには、服との相性をどのようにしていくのか、ということが大切なのだろう。　１８０円のスニーカーも売られているが、７万円以上するスニーカーを買ったりするひともいる。　そこには、何か見えないものがあるのだろう。　この頃本当に思うのは、自分にとって大切なものは何なんだろう？　思うとそれは、目に見えなかったりするものである。　スニーカーひとつとってみても、人によって大切なところは、いろいろだ。

スクラックよ、目に見えないものをたいせつにして、がんばってもらいたい。

Alife

Alife

ニューヨークより帰ってきて、あまり体の調子がよくなく、皆さんは、ほんとコイツやる気あるの？と思われているのでは、ないでしょうか？　しかし、これからもがんばってやりますのでよろしくお願い致します。

リードスペースより、もっとブルックリンのほうに、リビントンストリートを進むと、Alifeがある。　扱っているブランドは、ナイキ、アディダス、プーマ、リーボックなどのナショナルブランドのほかに、自社ブランドのAlifeをおいている。　セレクトが、しっかりしておりいろいろ変わったものが、置いてある。　日本では、手に入らない商品も数多くあり、また、売れている商品も違うので、掘り出し物も見つかったりする。

私たちが、Alifeにいつたときは、Reebokの別注商品の発売日の２日がであり、白とオレンジのPumpが展示されていた。　もうすでにサイズは、８と１３のみになっており、発売日には数百人の人が、列をなしたとのこと。　場所が場所なだけに、オープン当初は、周りの人がびつくりしたとのこと。　（場所的には、とてもわかりずらいし、入りずらい）　ですが行く価値あり。　いろいろな企画をやっており、日本人のスタッフもおり、親切である）

トレース氏やマット氏と話すと、これからもいろいろな企画があるとのこと。　どのようなものかと聞いても、はっきり教えてくれないが、どのようなスニーカーが、発売されるのか期待をして、待っております。

寒い日のスニーカー

寒い日のスニーカー

ニューヨークは、もっと寒かったが、今日の東京も寒かった。　どうしても、寒くなるとHiカットのスニーカーやブーツを履きたくなる。　特に、ダンクHiや、AF I Hi を履きたくなってしまう。　ブーツもいいが、ちょっと歩くには、重たすぎる。　あまりカッコをつけようなどと思わなくなったところが、年をとったのだろう。　

しかし、今の世の中は、多くの人に、Loカットが支持されている。　先日、たまたまStreet　Jack の企画で、AF　２５周年というものがあり、取材を受けたのだが、私にとって、Hiカットや、MDカットがAF　Iだと思っていたことがあるぐらいなのに、今はLoカット一辺倒である。　（私は、取材でMDカットばかりを紹介しているし、　すべてのAF　を集めると、500足は、保有していると思う。特に、MDカットの別注物が多い）

コートフォースもHIカットのほうが好きである。　特に寒い日には、HiカットやMDカットである。　とりあえず、寒い。　体に気をつけましょう。　体脂肪が３．６％しかない私にとってこの冬は、恐怖である。　（糖尿のためやせてしまつた）　とりあえず、がんばりましょう。

リードスペース

リードスペース

ラファエロとスプリングをＬｏｗｅｒ　Ｅａｓｔのほうに歩いて１０分ほどいくとリードスペースがある。　日本でもつい最近青山にオープンしたリードスペースの本家本元である。　私がこのお店を好きな理由は、アメリカの今の文化のトータルを展示しようとしているからである。　バイヤーのニコ氏は、とてもユニークであり、アートや文学、ファッションに造詣が深い。

日本人のスタッフもいて、とても感じのよいお店である。　ナイキのスニーカーやウエアー、アメリカの若者に支持されているブランドもおかれている。　Ｃｈａｐｔｅｒでも扱っているユービックのスニーカーや、Ａｔｍｏｓなどの日本のブランドもおかれている。　それでいて、現代アートの画集も置かれている。　Ｔ－ｓｈｉｒｔは、アイロニーにとんだメッセージが書かれたものも多い。　

スニーカーという観点からすると、お店を評価するのは難しいのだが、なんだか楽しくなるお店である。　芸術を志している若者、人はたくさんいるが、有名になるのはほんの一握りのひとだけである。　しかし、ここに行くと、芸術を志している人の、ＮＹのエナジーを感じる。決して有名にならなくても。

シュプリーム

シュプリーム

アメリカのスケートボーダーの聖地といってもよいのではないだろうか？　多くの若者が所狭しと店の中に吸い込まれていく。　Ｎｏｒｔ　２３５より、またソーホーの方に戻ると、シュプリームを見つけることができる。　若い人ばかりなので、私のようなスケーポーもできなく、年の人間には、入るのに少し照れるのだが、ついついどのような商品を飾っているのかと中に入ってしまう。

基本的には、ウエアーメインの展開であるが、スニーカーも時代にあったものが展示されている。　３－４年前は、ナイキのＳＢや、ＤＣなどが売られていたが、今はＶａｎｓが多い。アメリカでは、今Ｖａｎｓが、また人気を得ている。　少し服のスタイルも細身になり、あわせやすいということもあろうが、映画やカムバック７０年代などの影響もあるのではないだろうか？

アメリカの歴史とは、インデアン以外には、あまりなくいつも歴史あるものにあこがれているような感じを私などは感じることがある。　それゆえに、あるものを、そして歴史あるものを、少し変形させて見せるレディーメイドと手法が、デュシャーン以降アメリカで開花したのではないだろうか？　

Ｖａｎｓの再評価もそういったひとつなのでは、ないだろうか？　ナイキのスニーカーだってそんなように見えるときもある。　しかし、シュプリームは、オリジナルであり、アメリカの若者の文化を創っている。

NORＴ 235

NORT 235

クライアンテールよりＵｎｉｏｎ　ＳＱの方向に５分程度歩いたところに、ＮＯＲＴ２３６がある。　ＭＲ，Ｓｔａｓｈ氏が運営するＮＯＲＴ２３５は、別の顔ももち彼のブランドである、ＲＥＣＯＮなどのアパレル商品もあわせて展示されている。　また、ＦＵＴＵＲＡ氏のブランドや、Ｗ　Ｔａｐｓ　などの日本のブランドもあわせて置いてある。

スニーカー的にお店を見るならば、ナイキショップである。　他のブランドは、扱っていない。しかし、ナイキのスペシャルパージョンの好きな人には、特別のお店である。　年に何度か発売される別注商品を手に入れるために、その日は、多くの人が列を作る。　一度ならずとも、新聞に報道されている。　（アメリカにも並びやの人がいて、イーベイにて転売している）

私も、Ｓｔａｓｈ氏とは面識があり挨拶だけでもと思ったのだが、あいにく上海に行っているとのことであり、会うことができなかった。　よくＣｈａｐｔｅｒにスニーカーを買いに来てくれた、Ｓｔａｓｈ氏は世界をまたに駆けた仕事をしている。　スニーカーという世界でも、もう少し枠を広げたら、より多くのお客さんを喜ばせることができるのでは？　そんな力が、彼にはある。　

もし、スペシャルが手に入れたければ、電話にて問い合わせるのが（２１２．７７７．６１０２）一番いいだろう。　情報が、命である。　

　

　

ニューヨークからこんにちは

ＮＹからのインフォメーション

Ｃｈａｐｔｅｒをやり始めて、海外に来ることが多くなったが、いつも突然である。体の調子が、よくない私にとって長旅はとても疲れるのだが、それと同時に、いつも新鮮な発見もあり、やはり来てよかったと思うことも多い。　今回から数回にわたって、ＮＹレポートなるものをしてみたいと思う。

ＮＹには、たくさんのスニーカーショップがあるが、立地がよく、行きやすく他のスニーカーショップにないものがおいてあるのは、ソーホーのラファエロにあるクライアンテールでは、ないだろうか？　ジョー氏が、オーナーでありメインバイヤーである。　スニーカーの選別もかなり厳しく、数も厳選されている。　日本と違うのは、多くのヨーロッパからのお客さんが来るので、時々なんでこんなスニーカー置いてあるの？と思うこともある。　また、スニーカーの動きも速く、商品が何もないときもある。

今回は、クライアンテールにてナイキのＡＩＲ　ＭＡＸ　９５のパワーウオールの黒Ｘ青ソールを見つけた。日本での発売は、数も少なくＡＩＲ　ＭＡＸ９５のファンの人には、よだれ物の商品だと思うのだが、なんとこれもヨーロッパ人のお客さんが買っていくそうである。（ユーロ高のせいだと言っている）　ＭＡＸ９５は、履きやすくどのようなスタイルにも合わせやすいので、私も買わせてもらった。　

しかし、ＮＹはとても寒い。　やせてしまった私には、とてもこの寒さが、こたえる。