ワインバーグの“プロイグラムの心理学”を読む。内容は、どのように心理が人のプログラムに影響するのかを解き明かし、より良いコードをどのように書くのかを探っている。まずは、人との民主的な知識の共有と、協力、特に自分をさらけ出し、他の人に対する“エゴレス”(自己的にならない)ことの大切さを述べている。(私は、プログラムもかけないし、コンピューターと言うより、かなりアナログな人間であると思われる)しかし、このエゴレスと、他人との協力なくしては、うまく組織が回らないという意味はかなり理解できる。
靴(スニーカー)を売っているのだが、私の感じでは、30億ぐらいの金額は、何もせずとも売れるように感じられる。(この期の弊社の売り上げは、30億に限りなく近くなるかもしくは超える予定)しかし、100億となると少し難しいと感じられる。何が難しいのか?それは、エゴレス的な組織がくめないのと、違ったレベルの思考回路が必要になるように感じるからである。そこには発想の飛躍と行動の飛躍が必要であろう。
多くの人は、なかなか自分の殻を破ることができない。私などは、新聞の切り抜きをこの10年毎日続けている。しかし、新聞の内容は毎日変わり、ある種の法則さえ理解するとだいたいのことが理解できるのにである。私は、時間を持て余しているのであろうか?それならば、もう少し寝る必要があると思う。(3年寝太郎のトリックスター性は、まさに見習うべきである)チャンドラーでもジョイスでも多くの人が無駄を無駄でない(?)物に変えてきているのである。
あまり人生を考えると、自分の人生などゴミだと思うようになる。ゴミだと思うのだが、私は、ガキがかわいいし、謙虚に生きれるように、私の生活も謙虚に生きなければならない。私には、弟がいた。私が5歳の半ぐらいのときに死んだのだが、一度だけ私の夢の中に大きくなった彼がでてきた。ださい格好をして、私を励ましていた。本当に“ださい”それでも謙虚に生きている姿である。生きるとは“難しい”そして“死ぬ”のも難しいのである。だからと言って、いつまでも生きている訳ではないのであるが。
そんなことを考えさせる本と多分読む価値のある本なのであると思う。(ならばプログラミングと思っている。しかし、フェルメールも見に行きたい)やることが多すぎる。してもらえることは、他の人にしてもらおう。100億には発想の転換が必要である
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