人を捜している。探しているのは、吉祥寺でドマンという喫茶店をやっていた、おじさんだ。肝臓がんであり、武蔵境の日赤病院に通っているのはわかるので、武蔵境に行ってきた、いろいろ病院の人に聞いた。通っているのは通っているのだが、詳しいことは教えてくれない。私のことを、不審者と思っている。家族の人に聞いてくれ、とのこと。それ以上は聞けない。
世の中これだけ情報社会になっても、わからないことだらけである。むしろ、連絡手段、情報の取り方、いろいろあるので“簡単だ”などと思うと大きなミスをする。世の中と繋がろうとしい人を捜す。それは、なかなか難しい。悲しいぐらいに難しい。涙が出てくる。自分でどうしようも出来ない。そのことが悲しい。おじさんと分かれるのが悲しい。私などは“地獄”に行くので、多くの人と死後は会うことはできない。死後会うことができない人と、生きている間も会うことができない。怖いので会えない。すべては自分の弱さであり、その自分の中の気持ちも処理できない。
お金で買えない物は多くある。それを探すのが人生なのかも?地獄に行く前に見えない物を自分の物に。愛してますか? はい。
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