東日本大震災において、日本社会の構造は大きく変わるのではないだろうか?日本は普通も国になった。この100年(明治維新後から2000年まで)が異常だっただけなのかもしれない。かつての日本は鎖国をしていた、もっと前の時代も同じようなものだった。白村江の戦い以降から同じような感じが私にはする。(もちろん私は歴史家ではなく、大まかな私の考えでしかないのだが)そして日本は普通のかつてのような国になってゆくのだろう。
しかし、これでは問題である。何が問題なのか?中級階級の没落が起るのだと思われる。今回の災害で、柳井氏は10億(ユニクロ)、孫氏は100億(ソフトバンク)、三木谷氏も10億以上(楽天)三木氏(ABCマート)(確実ではない)などの個人資産か多くの寄付を表明している。今までならば、これだけの世の中の格差は考えられなかったのではないだろうか?貧富の差が広がっているのである。これらの人は、別に日本に住む必要がない。(武富士の遺産相続では、2000億円が香港に住む相続者に返金されている。)知的人材の流出が起る。(もちろんすべての人が本当の意味において知的だとは思わないが)
同じ様に多くの外資企業の人は、日本を離れて海外に移っている。(ボチボチ帰ってきているようだが)世の中には、お金とものの流れがあり、もちろん重要な情報は人と人の間で取り交わされるのであるが、その市場(場所)の必要性が減ると、その人と人が直接合う必要性が薄れる。(移動費用の方が増えてしまう、これはグローバルシティー論である)スニーカー市場も同じである。かくては、日本が世界をリードしていたが、今はそんな感じはしない。(すでにスニーカーよりもスマートフォン)
世界は大きなことが起るたびに淘汰が進み、その市場に適応したものだけが生き残るのである。常に世の中は振るいにかけられ、下に落ちたものが上に上がるには本当に大変な努力をしなければならない。(新聞を見てください。多くの60歳以上の経済人はすでに大学院をその当時でている)今では、アメリカの大学を卒業するのに、2000万のお金が必要であると、私の友人は話している。(彼には3人子供がいる)今回の災害で多くの人が淘汰されるのではないだろうか?(政府にはこれ以上生産性の悪い企業を守る力がない)
スニーカー屋が嘆くことでではないのだろうが、私も将来は海外で商売をしてみたいと思う、しかし、歳をとりすぎた、体力もない。視力の低下は著しい。43歳になった。
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