福島第一原発の問題は、長くかかりそうだ。何せ誰も見に行くことが、出来ないのだから。そんな中、ロボットを行かせるのは?(もしくはすでに行っている?)と考える。この問題のもとは、地震が起り、津波が発生し、多くの想定外のことが起り機能が停止したからだ。人は自然の前では無力だ。すべてが流され、人も自然の一部であるということを確認させられるだけである。
“日本の海洋民”(宮本常一、川添登編)を読むと日本人のルーツ、海から来た人、のことが書いてある。海に囲まれた日本は多くの物、こと、人が海を渡ってそれを吸収することによって成長してきた。その海から、津波が来て多くの人の命、生活を奪う。すべての物に二面性があるのはしょうがないが今回の災害は、悲しすぎる。
本は読んでなんぼである。知識は見えない物である。私が死ねばなくなる。ギリシャの哲学者が考えていた様に、私の心は死後どこに逝くのか?他者の心の中に。
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