今、ジャック、ランシエールの“不和あるいは了解なき了解”を読んでいる。これは、政治哲学の本であり、政治とは何であるのか?を問うものである。政治とは、平等を扱うものであり、それを分け与える、その分け与えることにより、不和が産まれる。そこには自由の問題が絡み、階級とくれば、ホッブス、マルクス、と流れさらに上流に行くと比較人類学者の領域になる。また、そこまでくるとこれは経済の問題であり、社会の中での政治と言う問題になる。そして私は、その論理の視点のあり方に多少の恐ろしさを感じながら、読んでいる。
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