吉祥寺は、多くの文化人が住み、街並もよく多くの人が住みたい町として取り上げている。それなので都内でも有数の富裕層が住み、生活レベルも高い。(これは都内の銀行の地域的な銀行残高を見ればわかると思う)同じようにそれらの人、その街に集まる人をターゲットとして、多くの企業が吉祥寺という街に進出する。その動き、世の中の過当競争のすさまじさは、都内における“過当競争”の縮図とも言えるのではないだろうか?
この度、駅の目の前に“エル ブレス”が出店した。しかし、考えてみると3週間ほど前に伊勢丹の跡地に“石井スポーツ”が進出し、その前から、“オシュマンズ”が吉祥寺にはある。同じようなコンセプトの店が3店もあり、過当競争も甚だしいのではないかと思う。まさしく激戦だ。同じようなことが吉祥寺の食料品売り場でも見られる。伊勢丹の閉店、駅ビルの改装工事により、今までは東急の地下の食料品売り場は25%程前年比を越えた売上げを上げていたらしい。しかし、ロンロン市場(駅ビル)にできると、東急の売上げは大きく落ちこんでいるとのこと。さらにコピスができる。
多くの都内の大きな駅の周り(駅も含めて)で同じような“過当競争”起っているのである。デフレスパイラルに陥る都市環境と言うべきものなのかもしれない。しかし、世の中の購買方法は大きく変わり、今ではネットにて購買する人が多い。食料品もこれからはセブンイレブンなどが、宅配するようになるのではないだろうか?
とすると、人は都市に買い物PLUSを求めに行くのであり、そのPLUSを探すのが難しい。私は、“ドマン”という喫茶店の親父さんに仲人をしてもらい、店に怒られに行っていた。そんなPLUSもある。
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