日本経済が20年の経済停滞をしているのとは別に、韓国経済は今、目覚ましい成長をしている。特にサムソン、LG, 現代、などの ITや自動車などの成長は今まで日本の企業が、世界で大きく占めていた市場をことごとく覆し、今では日本企業のお手本となるようになった。私自身これらの企業から、日本の帰企業が学ばなければならないこと、スニーカーを扱う私達が学ばなければならないことが多くあることを認める。
まず、私達は韓国企業の海外志向を見習うべきであろう。彼らは、移民含めて多くの人が世界中に住み、また韓国の国内市場だけでなく海外市場を見据えて商売をしている。私のビジネスの中でも多くの韓国系のアメリカ人、または他の国に住む韓国人がスニーカー、またはファッション業界に君臨している、特にスニーカー工場は、韓国系の工場か、台湾系の工場に大きく分けることができるのではないだろうか。
また、多くの韓国の若者は海外にて勉強をする、また、競争をすることに慣れている。私も海外の大学に行っていたが数学のできるのは、インド人、韓国人、中国人、あえていうならば、日本人であった。そして彼らは多くの時間を競争しながら、協力し、学んでいた。最近の状況は相変わらず、韓国人は海外で学んでいるようだが、日本人は留学する人が減っているようである。世界がこれだけ繋がり一つの国ですべてが完結しない世の中になると、海外に市場、海外の人と繋がり商売をしなければいけない。そう考えると韓国人の優位性は認めなければならない。
ほかにもいろいろある。例えば、指示系統の速さ。政府と企業のつながりの濃さ(かつての日本でいう通産省)、ワオン安。などなど。韓国経済は今時代を楽しんでいるのである。しかし、中期的にみると韓国経済は衰退する。
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