韓国の哨戒艦が沈み、その検証結果が、北朝鮮の魚雷によるもの(関与)であるというニュースを見て、恐ろしくなってきた。この問題は、多くの専門家がすでに述べており、スニーカー屋が、発言することではないのかもしれない。しかし、スニーカー(靴、特にファッション性の高いもの)を扱う弊社は、世の中の平和を特別愛するのである。なぜならば、平和のない様なところでは、スニーカーなどは売れないからである。(しかし、最近ナイキはアメリカ軍用にブーツの供給を始めたようだ) この北朝鮮の行動をどのように、理解すればよいのだろうか?まず、私が個人的に思うに、北朝鮮政府は、あえて韓国の哨戒艦を魚雷で沈める必要はないのでは?と思う。すでに、北朝鮮は核をちらすことにより、多くの国から、多くの支援を受けている。それならば、その行動を継続させた方が、簡単であり、国際世界においても、“またか、しかしどうにかしないと”という様なコンセンサスの中から、うまく有利な条件を引き出すことができるであろう。 また、キム氏の健康に問題があるように見受けられ(相続問題)、また、北朝鮮内の経済状況(デノミの失敗など)が流れるにつれ、国内の政治的(この国では、経済も政治と一緒に考えていいと思う)混乱が起きているように思われる。それは、多くの船頭がいくつかの別々の船を導いているように見受けられる。そして、今回の事件も軍部の単独、自己主張のように思えてならない。 同じ様なことが、多くの斜陽企業にいえるのでは、ないだろうか?指示系統が分断され、それぞれの判断でそれぞれの指示を出し、最後には滅びていく。多くの国も同じ様な、過ちを繰り返すのである。企業ならいいかもしれないが、これが北朝鮮の様な国になってくると、違った意味合いになってくる。なぜならば、もっと大きなものに、その、それぞれのものが指示される危険性があるからである。 世界は、過剰生産が進み、多くの国で需要ギャップが目につくようになってきた。誰かが、もっと物を買わなくてはならない。しかし、現状では無理がある。ならば、壊すしかない。と、くれば戦争である。ならば、誰が特をするのか?などと推測のレベルを超えないことを考えると、恐ろしくなる。また、このように考える自分を嫌になる。 世界は、そんなに幸せではないのかもしれない。スニーカーとは相容れない世の中なのかもしれない。しかし、平和とはすばらしいことだ。今日もランニングをしていたい。幸せの足音を、ランニングの足音を 今日は、雨だが
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