米の不思議
日本で「米」とは、総ての日本人にとって、ゆるぎないイメージをもつものであろう。だがしかし、実際のところ、日本の米がどこから来たかは、いまだによくわかっていない。古代の野生種の稲は赤米といわれ、もともと日本人は白米ではなく赤い米を食っていたのである。赤飯を食べるのは、その名残だともいわれる。総ての国民が米を食うようになったのは、そんなに古くはないだろう。もともと「米」とは、「外部」であり、今の日本のシステムを作った象徴なのではないだろうか。蕎麦を食うというのは、また別の日本の歴史なのかもしれない。夢想は尽きない。http://www.naozane.co.jp/okome/kodaimai.htm
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