グリーンスパン
FRBの議長であったアラン・グリーンスパンの”波乱の時代”を読んだ。前半は、彼の半生のことと、マエストロと呼ばれた18年のFRBの議長としての仕事、考え方をつずっている。一方、後半は、これからの世界経済の分析を、過去のデータ、経験をもとに述べている。
前半の部分のほうが、多くの示唆に富み参考にするところがおおい。まず、数字の重視とその数字の相関性。”どのような数が、どpのようなものに影響を与えているのか?”(P222)などは、計量経済学の基本である。その相関性こそ、未来のランダムウオークに対して、一つの光を与えてくれる。また、彼はおおざっぱであるが、GDPの週の数値を握っている。、また、常に数値が動いている。しいて言えば、時間との戦いである。ということを理解している。
スニーカーの情報であってもその情報の鮮度はとても重要である。どこまでが生きた情報であり、これが腐っているのか?まさにそんないろいろなことを再認識させてくれる本である。
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