“儒教入門”(土田健次郎)を読んでいる。儒教において“孝”とは親を思いやることである。親を思いやることに重きを置く、儒教は日本の文化の中に入っている。もちろん私の中にも。
親父が“老いる”父親の威厳がなくなる。それでも、親父は親父である。しかし、これだけ“家宅の人”になると家族では手に負えない。本当はどうにかしなければならないのであろうが。とりあえず、病院に行き、様子を見る。そして、どのようにするのか考える。儒教の教えを守れずとも。親父には世話になり、感謝しているが。僕の写真を財布の中に常に持ち歩いている。親父。一人しかいない。
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