ユーロのトリプルAを持っていた、フランスなどの格付けが下がり、これからのユーロ圏(東ヨーロッパを含む)がどうなるのか?などと心配している人は、多いのだろうが、私たちスニーカーを主に扱う人間にとって、これからのスニーカーの動向、靴の動向ほど気になることはない。( 世界経済よりも飯の種である) 私などはヨーロパに行き、感じることはいつか日本も。それでも。今の靴、スニーカーの市場動向だ。
日本の靴業界は、ABCマートの独擅場である。そのABCマートさえ、韓国、台湾などの海外で利益を伸ばしている。(チヨダもがんばっていたがいちゃもんがついた。)また、靴の消費は、人口に比例する。日本の人口は、既に減っているのである。(多くのアジアの国は、人口ボーナスの時期を過ぎようとしている。しかし、モータイ ブランド点はアジアの国々にはとても少ない)その中でもスニーカーの日本での消費はとても見ていられない。極度に減ってきている。
私は、かれこれ20年近くスニーカーを売っているが、かつてないほどの落ち込みであり、どこで止まるのかわからない。昨年まで売れていた、Adidas の特価商品でさえ、あまりお客様は興味を表さなくなった。ナイキも、ファッションではかれるのは、AJぐらいだ。ならば、どこにお客様はいったのか?
革靴?何とも多くの人が革靴を好み、スニーカーを履かない。革靴を輸入するには、関割りという、枠が必要。なければ、関税がべらぼうに高くなる。今年は、今年はこの枠がほとんどなく、多くの靴マーカーの人は、部分的に輸入し、製品として国内で組み立てる。(ノックダウン)この工場が大忙しとのこと。そんな話を聞くとやはりブーツ(革靴)? しかし、私はスニーカーの花咲く夢を見る。
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