2008のリーマン以降、世界的に金融不安が深刻化し、景気の先行きが水らくなった。多くの国は、財務を無視し国際の発行で景気を底上げしようとする。まさしく、ケインズの復活である。2008年前までは、ハイエク、フリードマンなどのシカゴ派の自由鵜主義が市場を占め、サッチャー、レーガンが世界の経済を引っ張っていた。その陰薄く。国は衰退している。それは、民主主義の崩壊?
民主主義は、プラトンの時代から、叫ばれている。(国家)しかし、その時代、その時代により民主主事の定義は少しずつ変化している。政治は、選挙による代表者を選び、その人が法律をつくり、行政がそれを実行し、司法がそれを見守る。(三権分立)しかし、世の中はそうもいかない。代議士は、“選挙に落ちれば、ただの人”になり、このごろのアメリカの選挙の結果だけを見ていると、“お金を多くかけた人が当選する”傾向が著しい。また、先進国では、議員の世襲が進む。そんな世の中で、ほんとに人々に満足、未来への希望(時には“今”の苦痛)を主張することができるのであろうか?
だから、どうした?と人は言うのかもしれないが、目の前で公文を毎朝しているガキを見ていると、そうも言えないような気になってくる。私の周りの人でも日本を離れ、香港、シンガポールにいく人がふえている。世界で同じような状況があるのだが、最低のルールがある国に人は移動するようになっている。民主主義とは民衆主義とは違う。しかし、答えもない。だから、人はピンチョンを楽しんで読むのかもしれない
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