世の中は、10月になり寒くなってきたのだが、なぜかわが家には蚊がいる。昨日の夜も耳元で蚊の飛ぶ音“フーンーブーン”と鳴り蚊取り線香を焚いた。数日前の朝もガキが、“蚊がいる”と言って、壁をたたいたら蜘蛛であり、朝から蜘蛛を殺し。いやな気分になった。(朝蜘蛛は良いと人は言う)しかし、考えると蚊も蜘蛛もどちらも生きているもの。もちろん私達も。毎日食べている野菜だって生きていたもの。何に優劣があるものか?
人はコミュニケーションに言葉を使い、思考も基本的に言葉で考える。ならば、他の生き物も?違うと思う。しかし、生きている。自分で自分を殺すことなく(人の場合は例外もある)これが、ダーウィンの謎だ。なぜ?生き物にはどの種にも例外なく生きようとする作用が働くのである。そこには生きる空間が存在し、その空間をーーー。“超ひも理論を疑う”という本を読んでいるが、わからない。しかし、私の存在する空間を疑う。もしくは、私の頭を疑う。いろいろ考えだしたら、朝になった。この安定感が好きだ。
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