先日、フライトクラブのDが日本に来たのであって話した。日本のスニーカー市場の低迷をつくづくと感じる話しになってしまった。フライトクラブとは、すべて委託のニューヨークにあるスニーカーショップである。その数は半端ではなく、毎日世界中のお店より、委託商品が200−300足ほど送られてくるのである。それを、お店、ネット販売により売るのである。毎日、200−300足を同じように世界中に売るのである。
そこでは、ナイキのAJ 11が売れているとの話しを聞いた。金額は、325ドルである。その金額で日に40−50足ほど売れるという。日本では16000円である。その差歴然、日本にはすでに、スニーカーを集める、スニーカーをファッションの一部とする人がこの10年でかなり減ってきているのである。その中でやはり面白いことを言っていたのは、アジア特に、タイやインドネシアなどからの注文が多くなっているとのこと。(しかし、偽造カードが多く送らないとのこと)同じように原宿の街角にも、多くのタイや東南アジアの人が買い物に日本に来るようになっている。
本日の日経新聞の“経済教室”の青木氏の“人口分布の雁空飛行”の話しは、人口減がこれから、もしくは今の日本に、そしてこれからの日本にどのように影響するのかが述べられているのであるが、かなり内向き。同じように、人口の減る日本に、それから若い人の力のある、ファッションをリードする力はないのではないだろうか?韓国、中国も同じような人口分布になってくるとのこと。そうなると、20年後は、私達の子供は、どこで生活の糧をみつけるのであろうか?
子供には、宇宙人になってもらうしかないのだろう。そして私は、最低でも“地球人”ぐらいにはと思うのだが。
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