世の中、後出しが流行っている。とりあえず、後だしをした方が得なような世の中になっている。企業はなかなかリスクを取り果敢に攻めていこうとしない。相手の様子を見ながら、ゆっくりと駒をすすめるのである。その一つの例が吉祥寺で起きている。
吉祥寺には、オシュマンズさんが進出していた。駅から歩いて5分ぐらいのところである。かなり地域密着型の店舗である。決して街の中心とはいえないが、週末になると多くの人(地元、近くの街からの人)が集まる場所として機能していたのではないかと思う。しかし、伊勢丹の後に、石井スポーツさんが同じコンセプト(もしくは似ているコンセプト)の店を街の中心部に近いところに出店させ、多くの人を集めている。そして、またもや駅前にゼビオさんがまたもアウトドアーの店を出店させる。立地という面では、駅の前であり多くの人が、他の2店よりも集まっているように感じた。
世の中デフレがいわれて久しい。家賃が都内といえども下がっている。後出しをすればするほどいい条件で、出店できる環境になっているのである。また、企業によっては、プレーヤーの衰退が起っている。やっていけないのである。(廃業だ)私達の店のある、裏原宿には多くのテナントの空きがある。(安くしても入らない)スニーカー、靴屋さんだって少なくなっている。すなわち、店の価値が年々低くなっているのである。
ならば企業はどこでもうけをだすのだろう?ネット。海外。それも付加価値のある戦略、商品、もしくは、とことん安い(かなり無理があると思うが)をとるしか方法がないのである。私には、ガキが2人いるがはやく海外に行ってもらいたい。(本人達は行きたくないようだが)後出しもいいが面白くない。これは私の性格か?頑張ろう。5時になるので新聞屋さんが来るのでこの辺で。
私は個人的にはもう少し、ファッションよりにオシュマンズのコンセプトをずらした方が良いように思う。これでは、他の山用品屋さんと同じイメージ(決して売っていうものが同じだといっているのではなくあくまでもイメージ)になってしまい、落ちる時には同じように落ちるのではないかと心配だ。(よけいなことだろうが)
コメント