本日(11月1日)のニュースに有楽町の西武の後に、ルミネがテナント出店することが決まったという記事がある。私も先日有楽町にいき西武の様子を見に行った。私達も新宿のルミネ エストに出店しておりルミネの力は本当に凄いと感じいっている。また、そのルミネが有楽町に出店するということには、大変興味がある。多くの若いお客様を迎え入れ、銀座、有楽町の人の流れを変えてしまうのではないかと思う。しかし、行って見てそれ以上の“感”を得た。
すべての物には始めがあり、終わりがある。西武に世の中を征服するような力があり、グループでいろいろな事業をおこなっていた。私の若い時には、スキーが流行し、プリンスホテル、野球は西武、有楽町西武は堤氏が是非とのことで出店したテナントであった。それから時代が過ぎ、セブンアイグループに吸収され、この度の有楽町の閉店。
多くの人がこれまでこの館で力を振るい働いていたのではないかと思う。仕事とは、食べていくための物であるのだが、その一方で人の生活の中に入り込み。思い出、記憶、生活の一部、強いて言えば、人生に刷り込まれるのである。そんなことを思うと何か“感じ入るもの”悲しい思いをせずにはいられなかった。これまで働いていた方はどのように思っているのだろうか?
私もチャプターをすでに16年以上やり、多くの記憶をこの商売の中に刷り込んでいる。人生の一部であり、私の存在した一部である。それがなくなるのは、悲しい。それ以上なのかもしれない。しかしそれでも物はなくなり、終わるのである。人生とは悲しいものなのである。その人生をきれいに終わらせるために、私達は何かを学ばなくてはならないのであろう。
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