ニューヨークに来ているが、毎日人には会う。その中の一人にJOEがいる。彼は、シュプリームで働いた後に、NORT(スタッシュと私がやっていたお店)に移り、その後ラファイエットと言うと通りにClientel という店を運営していた。しかし、1年ぐらい前に店を閉め何か違うことをしていると思ったのだが。
久しぶりに会ったのだが、仕事が無く困っていた。新聞ではアメリカの失業率は9%台から下がらない。しかし、来て話してみるとアメリカの景気はそれ以上に悪いのではないかと思う。若者、中年、老年みな職探しにいそしんでいるとのこと。スタバは無線LANが入り多くの人の職を探す場所になっている。長居をするので席が本当に空かない。
しかし、一方で金持ちは金持ちになっていく。これは何に原因を上げることができるのか。教育である。まさに世の中は格差社会となり、その人の能力で収入が大きく違ってくるのである。特に数学は大切であり、世の中の多くの人はすべてを数字、アルゴリズムで捉えようとするのである。もっともわかりやすいのは株式市場であり、数字が一定方向に振れやすい。
しかし、困った。そんな話しをしても彼には仕事がない。1週間の6日はやることが無くだらだらしているとのこと。彼には2人の子供がおり飯を食わせなければならない。
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