ブログというものは、個人的なことを書くことの幅があり、かなり個人的であろうとも許してくれる土壌があることを祈り書く。
リーボックで働いていたJAY というかなりイカした人間が辞めた。(真相はわからないが辞めさせられた?)JAY氏と私はよくしゃべり、よくお茶を飲んだ。リーボックにおいてもポジション的に上に位置し、これまでの、もしくはこれからのリーボックには必要な人間であろうと思う。しかし、いなくなってしまったのである。誰も理由は知らない。すでにアメリカに帰ってしまい、連絡も取れない。何が真相なのであろうか?
探ってみると、イージートーンのABCマートのCMが原因なのでは?と多くの人が言う。リーボックはこの2−3年で売上げを2倍ぐらいアップさせている。その一つに、イージートーンなどのヒットとブランディングの成功が上げられる。細かいお店と商品を企画し、また、ポンプシステムの成功などは、伊藤氏がいた時に培ったDNAがうまく生きている。それと今回のイージートーンの世界的な成功である。その結晶が今のリーボックの位置なのである。
今回そのイージートーンでつまずいたのでは?ではどういう意味なのか?
世界的に売れている、履いているだけで身が引き締まるとの宣伝に、多くの人が購入している。ABCマートもここぞとばかり、30万足(この数字は嘘らしい)を発注してリーボック社とは別のテレビCMを作った。その部分にJAY氏は、やり過ぎだとの文句。それで辞めた。(真相はわからないが)私ももしJAYの立場なら文句をいう。なぜならば、小売りは小売りでしかないのである。私も小売りをしているので、売れるものが大切である。売れなければ“首がなくなる”ので売れているブランドのものを売ろうとするのである。そこには、ブランドの持つブランド意識とはっきり違う、ブランド(お店として)の意識が産まれるのである。つまり良いとこ取りが産まれるのである。
商売とは難し。特に人は難しい。しかし、どれぐらいの人が自分の仕事に苦労し、本気で汗を流しているのだろうか?先日も高見さんのことを書いたのだが、偉くならなくても働く人はそういまい。(今井くんではない)高見さんだから働くのである。その中で、JAYとは仕事と趣味をうまい具合に取り込み、一生懸命仕事をしていた。そんな人間が辞めてとても寂しい。
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