このごろのスニーカー市場はとても面白くない。同じような型のスニーカーが同じようにいつでもどこでも売っている、このごろでは、ABCマートとチャプターもたいして違わなくなってきている。それでは困る、と努力を弊社の人間は日夜仕入れの強化をしている。しかし、売れるスニーカーはとても速く市場から消え、売れないスニーカーは梃でも動かない。そうすると店の見え方は、どこでも同じになってしまう。そうするとやはりABCマートでもチャプターでも店の中身はにてきてしまう。困ったものだ
それならばと、特別な企画を組もうといろいろなメーカーさんと、お店と、人と企画を組もうと人と会う。先日は、渡辺プロダクション系列の人と紹介であった。彼は、TAKAHIROというニューヨークで活躍するダンサーのマネージャーのような人である、TAKAHIRO さんとは昨年、マドンナのバックダンサーをしており、数々のテレビや雑誌にて取り上げられているひとである。(8月14か15日にSIX DOORSという公演を赤坂BLITZで行う)そのTAKAHIROさんがいうスニーカーとは。
ダンスを踊るとき、ナイキ、アディダスで1足ずつしかダンスに絶えられるスニーカーがないという。(これからはマネージャーの人との話)スニーカーの機能性をしきりに追求しているのだそうだ。何せ彼にとりスニーカーはダンスを踊る時にはより体に近くならなければならないからだろう。そこには、私が感じることのできない何かがあるのかもしれない。そんなスニーカーを作りたいと。(これはなかなか難しいだろうが)
スニーカーの見た目と機能性を併せ持つものはとても少ないように思う。歳をとるとコンバースやバンズは地面を裸足で歩いているような感じがする。ナイキのエアーマックスなどは、都市の生活、特に雨の多い日本では滑りすぎてどうしようもない。(足が悪いので私はそう思うのだろう)なかなかスニーカーを選ぶのも難しい。機能性とスニーカー。そこにファッション性がないと。などと思うと。しかし、若い人は履き心地より、見た目。
若者は聞いた、“このスニーカーどう?”
“やだー、よしなよ。”ネーチャンの一言でもう、“やめーた”
スニーカー市場
投稿情報: スニーカー市場 | 2010年11 月 4日 (木) 03:31