シューライフ

ＣＨＡＰＴＥＲ明治通り店

ＣＨＡＰＴＥＲ明治通り店紹介

明治通り店は３番目に生まれた、ＣＨＡＰＴＥＲの中で一番広くてきれいなお店である。場所はちょうど原宿店と渋谷店の中間ぐらい、明治通り沿いでヒステリックグラマーの隣りに位置する。店の前に歩道橋があるのが目印。明治通り店に来るお客さんは大概、原宿で買物をして渋谷に向かう人か、その逆なので結構売るのが難しい。しかし意外と掘り出し物やサイズがあったりするので、わかっている人は必ずチェックしにやってきます。

靴を売っていて一番難しいのは、サイズの壁（サイズ幻想）によって強烈に跳ね返されたときである。自分が信じているサイズは神であり、他人がなんといおうと頑としてうけいれない。スニーカーでは、ブランドやモデルによっても実際の履いた感じが違うのに、何を言おうと異教徒のいかがわしい言葉と無視される。しかし昔よりは自由に、枠に囚われず好きなようにスニーカーを履いているお洒落な人が増えた。それによって、売る側はさらに難しくなったりするのだが。一時期は流行っている物が継続して飛ぶように売れた。９５ＭＡＸブームしかり、ＡIR　FORCＥ１ブームしかり。今はそれぞれが自分の好きなスニーカーを買っていく。情報が多様化され、共同の幻想に踊らされにくくなった反面、何を選らんだらいいのかわからない人もいる。そこにＣＨＡＰＴＥＲの価値、売るという行為があるのではないか。お客さんが真に満足し、笑顔でお礼をいわれたりすると、報われたなんともいえないあったかい気持ちになる。

近い未来人間の身体はサイボーグ化され、靴が必要なくなる時がときがくると思う。果たしてサイボーグの足には、どんなスニーカーが似合うのだろうか。

Staple Jeff氏

Jeff氏

Staple　DesignのJeff氏は、リ ードスペースを拠点にしていろいろなことをしている。　やはり有名なのは、ナイキに対してデザインを提供していることではないだろうか？　いつも忙しくあまり時間がないようなかんじがするので、長話をしないように気をつけているのであるが、今回は事務所にていろいろな彼が企画しているものを、見せていただいた。　その中でも靴が大好きな私にとって面白いと思うものが、いくつかあったので紹介させてもらいます。

ウータンクラウンのTimberlandは、素材がとても面白かった。　ソールに蛍光のものが使ってあり、暗くすると光ます。また、同じようにTimberlandのマークも蛍光になっています。重たい感じを消すために、素材はデニムになっておりこれならば、春から夏にかけても履けるような気がしました。　また、何か日本的な感じがする、チェック柄のStapleオリジナルのTimberlandもありました。　赤の柄で特に目立つのではないでしょうか？　クリスマス的ではありますが、全体がチェックなのでTimberlandに見えないのが、なぜか不思議なきがしました。

アメリカの若い人は、特にこの時期Timberlandを好んで履きます。　リリース前になったら、アメリカで話題になるのではないでしょうか？　そなJeff氏もいろいろな国や、人と会っていろいろ違った観点でデザインをしているそうです。　２月には、日本に来るそうです。再会を約束して、オフィスを後にした私でした。　私的には、いろいろな企画が見れて得した時間でした。　

またしてもNY

NYにきています

また、NYにきています。　いろいろな人に、新年の挨拶をしにきた感じであります。　その中で特に感じるのが、NIKEのAir Force　I　２５周年にかける意気込みである。　ナイキを扱っているスニーカーショップは、どこもAF Iを前面に展示しており、どこも同じ企画であります。　特に、ナイキショップは、１階の展示所からA F　Iになっており気合の入れようが違います。　シロXグレーのHIカットと、シロXシロのLO（プレミアムのものと、レキュラーのものが今週は、展示されております。　ただ、日本と違うのは、１３日からと日本では聞いているのですが、アメリカでは多くの店舗にてすでに売り出されているということです。

あまりに、多くの店舗にて同じ様に飾られているのを見ると、なんだかこんなに多くあるのかとしらけてしまいます。　人間とは、なんとも不思議。　（僕だけかと思い、いろいろな人に聞いてみましたが、みんな私と同じような感想をもっています。）　しかし、私自身A F Iが大好きなので、ぜひうまくいってもらいたいと思っております。　あまりやり過ぎないでもA F　Iは、AFIであり、よさはたくさんあります。　私がはじめてアメリカで買ったのもAＦ　Ｉ。

今年もいろいろありそうですが、目が離せないスニーカー市場であります。

スニーカー文化と アメリカ文化

スニーカー文化

ここ15年ほど、スニーカーで言うとナイキの一人勝ちが続いているように感じる。また、世界の文化の中心としても、アメリカのカルチャーは世界中に伝播している。　そこには、日本にはない草の根運動のようなものが、アメリカには根付いているからではないだろうか？　と、ふとＦｒａｎｋマガジンを見ていて思った。

Ｆｒａｎｋマガジンは、アメリカのフリー雑誌である。　ポケットにしまえるぐらいの大きさであり、特にアメリカの東海岸の情報を、多く載せている。文化的な面がとても強く、これから成長しそうなアーティストや、すでに有名な人などを積極的に紹介している。　スニーカーの情報も時々載っており、またメーカーからの広告も毎回載っている。　タダなので、誰でも手に入れることができるし、何か文化的なものの情報も得られる。　日本にもフリーペーパーなるものがあるが、もっと商売商売しているように感じるし、実際商売商売である。

先日から読んでいる、”アメリカの真実”といつ本にも述べられているが、アメリカ人の陽気な自由を愛する気持ちが、多くの国の人に愛されているのでは、ないだろうか？　そんな感じが、感覚がスニーカー市場での、ナイキというブランドにも光をあたえているのは、事実であろう。

年に、７－8回アメリカに行くが毎回楽しみである。　（私は、日本が好きであるが、アメリカも好きである。　日本を知らないが、アメリカも知らない。　しかし、二つの国を比べることにより自分のアイデンティーを発見できる。）　スニーカーの仕事をしていてよかったなーと思うのである。

ＣＨＡＰＴＥＲ渋谷店

ＣＨＡＰＴＥＲ渋谷店紹介

基本的に､渋谷店に立った経験はあまりない。原宿､明治､新宿と渡り歩いてきたが、渋谷店にはまともにある程度の期間立った事がないのである。記憶のなかにお客さんの顔や､毎日店から眺める通りの風景、街のにおいや音が、渋谷店だけぽっかりと穴が開いている。だから渋谷店で生きた実感があまりないので、イメ－ジがぼんやりとしている。

渋谷店の場所は、渋谷駅から原宿の方に歩いてもらって、タワ－レコ－ドの斜め向かい側。店は小さくお世辞にも綺麗とはいえない。１階が売場で２階が在庫置き場、ぎりぎりのスペ－スでまわすのでやるほうは一番大変なお店である。原宿店の次に生まれた二番目に古いお店。

私のイメ－ジの中では渋谷は原宿のライバル、お互いに競いあっていた時代が懐かしい。スニ－カ－ブ－ムとよばれていた一時期、お店が最も輝き活気にあふれていた．感覚的には、昔は毎日が戦いだった。お店は戦場と化し、皆あらゆる意味で必死に生き延びようとしていた。挑戦者の気迫で突っ走ったらあっという間に１０年が過ぎてしまった。

この１０年間をなんとかしのぎきったＣＨＡＰＴＥＲという存在に、外部の人とはまた一味違った感慨があり、愛着がある。物として永遠に存在することはできないので、せめてスニ－カ－中毒者の記憶の片隅にでも貼りついて生きられれば、それはそれでまたよい。

今年もありがとうございました

今年もあと一日

今年もあと残すところ、1日となりました。　いろいろな方に助けてもらったのと、Ｃｈａｐｔｅｒに来てくれたお客様、またスニーカーを愛している人たちが、いい年であったのと、来年もいい年であるように心より祈っています。

個人的には、今年はとてもつらい年であった。　2月にひざの皿を割り、3月には日赤病院に入院し、それ以降は、体中が糖尿神経症にて痛く、今でも指先と足先、ペニス先が痛く、しびれている。　来年は、もう少しましになるようにしたいと思っております。

そんな中で、多くの人たちに助けられていると感じたのが、今年一年であったのも事実である。　他社の人だけでなく、スタッフの助けなくしては、何もできなかっただろう。頭の下がる思いと同時に、来年は、その人たちにどのように恩返しができるのか？自分自身、よく自分と向き合いながら考えていかなくては、ならないだろう。　

来年も、まじめにＣｈａｐｔｅｒをやっていきます。よろしく御願いいたします。　体は、大事にしましょう。　大切なものは、守っていきましょう。　そんな人と交わえることを楽しみにしております。　今年はありがとうございました。　

ＣＨＡＰＴＥＲ原宿店

ＣＨＡＰＴＥＲ原宿店紹介

早いものでもう１０年も過ぎてしまった。今の場所に移る前はもっと小さな、ジャンクヤ－ドというプレハブでトタン屋根の、集合店舗の奥の一角から総てはスタ－トした。もう昔の場所を覚えている方も少ないだろう。今、元の場所はちょっとこぎれいになって、昔の面影はない。現在の原宿店の場所は、ＪＲ原宿駅から竹下通りを抜けて明治通りを越えたら、 一本目の花屋の角を右に曲がればすぐ。又は、表参道をラフォ－レの交差点を越えて少しいくと､左手にウェンディ－ズがあるので、その角を左に曲がればよい。その通りが、プロぺラ通りという、エイプやネイバ－等有名なお店が並ぶ裏原の中心部。

ＣＨＡＰＴＥＲは外見上結してきれいなお店ではない。内装は手造りで、店の中もスニ－カ－がごちゃごちゃしている。ドアが無く開けっ放しの店の中は、夏は暑く冬は寒い。気さくで変に構えたりしていない、入りやすいお店である。だからといって、それがいいのかわからないが、好きな人はもう１０年も、うちの店に通ってくれているので、少なからずファンはいるのだろう。うちの店はスタ－トしてから、まだ一度も休んだ事がない。毎年、年中無休でやっているので、この１０年間絶えず毎日繰り返された店の呼吸。その時間の流れの中で、喜び、怒り、苦しみ、悲しみ、悔しさ、楽しさ､様々な思いを飲み込んで、店という空間の中に味として貼りついている。それがＣＨＡＰＴＥＲという生き物の表情であり魂。それを気持ちいいと感じてもらえれば、今までやってきた時間もちょっとは良かったなと思える。

まだまだこれからＣＨＡＰＴＥＲの呼吸は続いていく。さらに様々な思いを飲み込んで。１０年後はどんな表情をしているのだろう。それでも気持ちのいいお店であって欲しいと願う。 一期一会なのだから。

ほりカム登場

ほりカム登場

皆さんなんだこれは？と思うだろう。　ほりカム？自称ほりカムこと、堀ちゃんは、スニーカージャンキーである。　私も、たまたま縁があり知り合ったのだが、話はスニーカーの話題しかない本当につわものだ。　秋田の田舎よりスニーカーが好きで、今はＮＩＫＥ　Ｊａｐａｎにて働いている。　ここまでくると、スニーカー文化人である。　

原宿には、有名な餃子屋の福蘭というお店がある。　そこであったのでであるが、食べ物そっちのけで、今回初登場の、ＡＪ　Ｖのレーザーを見つめていた。（写真の隣は、自称Ｊ２） 本当に、面白い。　私は、この日の夜からノロウイルスにかかり、この時点では、すでにかなりまいっていたが、彼たちのスニーカーを愛する気持ちと、単純さがとても好きであり、やはりこの場に来てよかったと、おもった。

スニーカーという商品、作品によって広がっていく交友関係。　スニーカーを文化に換えるほりカム。　これからも、いろいろ教えてください。　私には、失われてしまった単純さが、とても魅力的だ。　本当にありがとう。

Chapter と ストリートジャック

ストリートジャックに登場

ストリートジャックに、今回私は、インタビューを受けて載せていただいた。　特に、企画の内容が、Ａｉｒ　Ｆｏｒｃｅ　Ｉ　25周年であったので、喜んでＣｈａｐｔｅｒの代表として、取材をうけさせていただいた。　Ｃｈａｐｔｅｒとストリートジャックの関係は、とても長く、私自身も、情報量の多さと、緻密さには、毎回関心させられている。　特に、立ち上げ当初よりいる、今はとてもえらくなってしまった、石原氏の存在なくしてストリートジャックは、語ることはできないだろう。

私と石原氏の関係も長く、（10年ぐらい）よくスニーカーの話で、盛り上がったものである。たかが、スニーカーとおもわれるかもしれないが、そんな中に人間関係が、できてきた。私が、Ａｉｒ　Ｆｏｒｃｅ　Ｉ　好きだと知っている石原氏は、まず私に話を振ってくれ、私も何かの縁だと思い取材を受けさせていただいた。　

Ａｉｒ　Ｆｏｒｃｅ　Ｉ　が25周年であり、ストリートジャックが10周年、Ｃｈａｐｔｅｒも１０周年。その間に、時代も変わりいろいろなことが起こっているが、今も昔も基本的には、あまり変わっていないような気がしてならない。　ミクシーやＳＮＳが流行っているが、同じようにスニーカー好きな私と石原氏は、10年も付き合いがある。　もっと実社会的であるが。（顔と顔を突き合わせての話が多い）　これこそ、ソーシャルネットワークである。

たかがスニーカーなのであるが、そこには、人と人をつなげる何かがある。　Ａｉｒ　Ｆｏｒｃｅ　Ｉしかりである。　人との出会いを大切に、来年のＡｉｒ　Ｆｏｒｃｅ　祭りどうなるのか、楽しみである。　がんばれ　Ｎｉｋｅ　Ａｉｒ　Ｆｏｒｃｅ　Ｉ　私たちも、人間関係を商品を通して、構築させてもらいます。　

Chapter と Air Jordan

Air Jordan Retro

Air Jordan Vの新色が、発売になった。　今のところ、NIKE　Japan では取り扱い ない 様である。　今までにないバーガンディーであり、Air Jordan らしからぬ色合いである。　アメリカでは、絶大な人気が今も続くJordan Retro シリーズは、プレネにて売られている。　先日も、私が行ったNYにおいては、１４５ドルの商品が、170ドルにて店頭に並んでいた。　それだけ、Jordan Retro は、数が少なく人気が高い。

Air Jprdan というとChapter的には、あまりいい思い出がない。　Air Jordan Iのシルバーが発売になったときに、（T6MやNike Shopにて）　Chapterにて高く売っているといって、当時あった掲示板や、２ちゃんねるに悪口が永遠とかかれた。　本当に売っていたのなら、何も言えないのだが、実際にはそのような事実がないだけに、とまどってしまった。　そのときに経験した、顔の見えないNETというものの恐ろしさをつくづく感じた。　

そんな、私が素人ながらBlogなどを書いているのだから、時代も変わったものである。Air Jordan とは、私にとって、少しの間、心をかき乱したスニーカーである。　それと顔が見えないからといって人を攻撃する心無い人の多さには、心が痛んだ。　世の中とは、もっといいところではないのだろうか？