ここ15年ほど、スニーカーで言うとナイキの一人勝ちが続いているように感じる。また、世界の文化の中心としても、アメリカのカルチャーは世界中に伝播している。 そこには、日本にはない草の根運動のようなものが、アメリカには根付いているからではないだろうか? と、ふとFrankマガジンを見ていて思った。
Frankマガジンは、アメリカのフリー雑誌である。 ポケットにしまえるぐらいの大きさであり、特にアメリカの東海岸の情報を、多く載せている。文化的な面がとても強く、これから成長しそうなアーティストや、すでに有名な人などを積極的に紹介している。 スニーカーの情報も時々載っており、またメーカーからの広告も毎回載っている。 タダなので、誰でも手に入れることができるし、何か文化的なものの情報も得られる。 日本にもフリーペーパーなるものがあるが、もっと商売商売しているように感じるし、実際商売商売である。
先日から読んでいる、”アメリカの真実”といつ本にも述べられているが、アメリカ人の陽気な自由を愛する気持ちが、多くの国の人に愛されているのでは、ないだろうか? そんな感じが、感覚がスニーカー市場での、ナイキというブランドにも光をあたえているのは、事実であろう。
年に、7-8回アメリカに行くが毎回楽しみである。 (私は、日本が好きであるが、アメリカも好きである。 日本を知らないが、アメリカも知らない。 しかし、二つの国を比べることにより自分のアイデンティーを発見できる。) スニーカーの仕事をしていてよかったなーと思うのである。
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