銀座線の浅草駅から歩いて5分ぐらいの所に、“駒形 どぜう”がある。よく食べに行き、三上と一緒にたまたまここでテレビの取材に会い、手ぬぐいをもらったことも。とりあえず、久しぶりの“どぜう”である。
“どぜう”は江戸の食べ物である。江戸時代の人は、“どぜう”を食べながら、酒を飲み時間を過ごしたのであろう。今の世の中と比べると時間の感覚がずいぶん違ったのではないかと思われる。テレビもない。それ以前に明かりが乏しいのである。人は、暗闇の中で生活をし、娯楽を求める感じも違うのである。人との話しが唯一の楽しみの人も多かったのではないだろうか?何かを食べながら。話しをしながら、食べる。まさに“江戸の優雅さ”である。
うまい。ネギがうまい。
渋谷にもあったのだが、渋谷はガスであり、炭ではない。炭の香りとたれの香り、香りもうまい。
コメント