スニーカーのシンボルマーク
前回少し書かせてもらったが、解りにくいのでまとめてみよう。ナイキのスウオッシュ(SWOOSH)は、1971年にキャロライン・デビッドソンという大学生がデザインしたと記録にある。彼女がどういう意図でデザインしたかは不明。それに目を付けたのがフィル・ナイトで、そこからナイキの物語は始まる。
もう一方のアメリカブランド、コンバースはどうであろうか。記録によると1968年頃から星のマークを積極的に使いはじめたようだ。もちろん星はアメリカの象徴、星条旗を見れば分かる。今でこそナイキがアメリカを代表するスニーカー会社であるが、当時はコンバースがトップであり、シンボルもアメリカそのもの。
後発のアメリカブランド、ニューバランスはどうであろうか。新しい(NEW)のNを、今までにない履き心地として強調しているらしい。詳細は不明。
ヨーロッパドイツのアディダスはどうであろうか。1948年にスリーストライプ(三本線)のシンボルが採用されたようだ。その後1972年に、トレフォイル・ロゴ(三つ葉マーク)が、偽者対策として新たに加わった。どうも3という数字が怪しい。三角形は聖なるシンボルであり、ピラミッドもまたしかり。
もう一方のドイツブランド、プーマはどうであろうか。このピューマという動物の別名が、アメリカライオン(クーガー)という。アメリカ大陸にしか生息していない動物を、何故ドイツの会社がシンボルにしたのか。アディダスとプーマは、元々兄弟でやっていた初めの会社で喧嘩別れして、兄弟が別々に立ち上げた会社である。このそれぞれのシンボルの違いが、兄弟の志向性を想像させる。
ここまで書いてきたが時間が無いので、続きは次回に。
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