1995年の作品。はずれだった。映画としてうまくまとまっていない印象が残った。辰吉丈一郎というでっかい素材を、料理しきれなかったと思う。前半のインタビューと中盤のドラマ、そして後半の試合のシーンがちぐはぐな感じがした。辰吉vs薬師寺の試合を観た当時の感動が少し甦ってきた。でも、スローじゃなく、普通に観たい気が強くした。辰吉選手が言う、「ボクサーは試合が作品だ・・・もっといい作品を残したい云々」という言葉は凄く印象的である。まさにプロ。彼はどこへ向かうのだろう。夢想は尽きない。
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