スニーカー市場 昔見た夢
スニーカー市場の低迷が、もうかれこれ2年以上続いている。そして、かつてもこんなことがあった。一番の記憶に残っているのは、AIR MAX 95のバブルがはじけた時である。多くの人が、ナイキはダメだ。スニーカーはダメだと言っていた。私たちが、Chapterをジャンクヤードから、今の場所に移したのは、そういったときであった。道をとおる人には、またナイキ屋ができたよ。といわれていた。 そして、その後、またスニーカーブームが到来した。
そのブームからまた失速して、今のスニーカー市場は低迷期である。しかし、隠れたところで、芽が生えてきている。というのは、おしゃれをしているお客さんが、増えてきたのである。 そこが、お店を運営しているメ。リットである。 まず、買わなくても手に取る。何度か、足を運んでくれる。平 日に来店する。何度目に購入してくれる。 もちろんこの時期は、夏休みであり、はっきり言うことは難しいのだが、そんな傾向がみてとれる。
決して、未来を過去の経験、データから予測することはできないのだが、だからと言ってすべてが予測できないわけではない。 どうなるのだろうか? 歴史は繰り返す?それとも、新しい歴史のページを開くのだろうか?
原宿のお店のスタッフは、細身のスニーカーを履き出した。
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