吉本隆明氏の死は、私に、なぜかこの世の中の“どろくささ”の消滅を感じさせる。荒地の詩を読むと、世の中の機械臭さと、泥臭さ、それは良いにしろ悪いにしろ世の中が戦後を経て、成長、本当に?、する上で必要な物なのではなかったのではなかろうとする、思想なのである。今では、読むに苦労する、“戦後代表詩選なる本を読んでいる。かつては、大変だった。そして現代も大変だ。詩は、その時代の叫びである。そして時代は過ぎていく。なぜか悲しい。
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